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テレビ会議レンタルレポート:「エネルギー教育支援 2006ライブ配信授業」

各学校も積極的に参加する遠隔授業の実現

平成18年11月21日、大阪電気通信大学内のスタジオを配信拠点とし、約100km離れた福井県美浜町の7つの小学校を接続して、テレビ会議システムを利用したライブ配信授業が開催されました。

ライブ配信授業風景ライブ配信授業風景

テレビ会議システムで、講師が目の前にいるような雰囲気づくりを

このライブ配信授業は、“子供たちにもっとエネルギーのことを学んでもらいたい”という電力業界のミッションのもと、3年前ほど前から、複数の小学校をテレビ会議システムでつないで実施されているものです。ビデオ授業などでありがちな見るだけのスタイルではなく、配信スタジオにいる講師がナビゲーターとなり、各学校の児童と先生がディスカッションに加わって一緒に授業を進めていきます。
この日のテーマは、「地球環境とエネルギー利用」。5、6時間目の授業として参加した福井県美浜町の小学校5・6年生総勢205名は、講師である大山のぶ代さんの質問に答えたり、反対に質問をしたり、自分たちが普段心がけている省エネの工夫などを発表していました。

服部社長近景
株式会社シーシーエル
  代表取締役
  服部鉄司様

企画・制作会社である株式会社シーシーエル 代表取締役の服部鉄司様に、本イベントについて伺いました。
「我々は企画会社です。常に“こんなことがしたい。こんなことができる技術はないか”という視点で、企画に対応できる技術を探します。今回の企画でテレビ会議システムを採用したのは、エネルギーに関する広報活動という電力業界のミッションと、授業のカリキュラムに準拠したものでないと受け入れにくいという学校側の要望、ブロードバンド網が広く普及した社会状況の、3つを兼ね合わせたことによります。
普段、子供たちが直接会うことができない有名人を講師に迎え、高速・高精細・双方向での授業が実施できれば、各方面からの要望を満たせるのではないかと考えました。また、テレビ会議システムならば、講師があたかも目の前で話をしているような雰囲気づくりができると考えたのです」
こうして企画のスタート時より、テレビ会議システムが採用されました。


多様な回線環境に対応できるシステムとしてAethra製品を採用

柏原様 麻生様近影
サンライズ商事株式会社
企画制作部    営業企画部
チーフディレクター プロデューサー
柏原昌彦様    麻生和恵様

本イベントにAethra社の製品が採用されたのは、今回が初めてです。
「実は3年目から、昨年までと回線事情が大きく変わったのです」と説明してくださったのは、総合ディレクターを担当したサンライズ商事株式会社 企画制作部 チーフディレクターの柏原昌彦様です。
「昨年までは全国の電力会社からFTTH専用回線とテレビ会議システムが提供され、安定した通信環境でライブ配信授業を行うことができました。しかし、今年からその提供がなくなり、地域の通信環境を利用することになりました。
たとえば、今回参加した小学校のある福井県美浜町は、ケーブルネット網です。上り2Mbps、下りは20Mbps最大という通信環境は、100Mbpsベストエフォート型だったFTTH専用線とは事情が大きく異なります。そこで今後の展開も考慮し、FTTH以外の回線でライブ配信授業を実現できる機種を探しました」と柏原様。
そして選ばれたのが、Aethra社のテレビ会議システムです。

選定理由は、総合プロデューサーを担当した同社の営業企画部 プロデューサーの麻生和恵様が、「Aethra社の製品を知って、さっそくVTVジャパンさんに連絡を取ました。何度かデモを繰り返した結果、去年まで使用していた他社製品と性能的に同等であると判断しました。しかもコストパフォーマンス的には、かなり優れています。必要台数をすべて購入するのではなく、レンタルできるというのも利点でした」と説明してくださいました。

ただし、8拠点を同時接続し、テレビの生放送のように自在に画面を切替、テロップなどを挟んでいくのに、テレビ会議システムだけでは難しい部分もありました。
「このイベントはあくまで授業です。システムに支障が生じると、貴重な授業時間を邪魔することになってしまいます。当初はテレビ会議システム内蔵タイプのMCUで8拠点を接続し、映像の切り換えや音声の調整を行うことも検討したのですが、リハーサルを行った結果、やはり無理があると判断しました。そこで画面の切替やテロップ、イラストなどの挿入などは放送設備を使用することにしたのです」と、服部社長。

最終的に、テレビ会議システムによって配信スタジオと各学校を1対1で接続し、スタジオおよび各学校の映像・音声を一度スタジオの放送設備に集約し、調整後に再配信する方法が選択されました。

テレビ会議システム構成図
[ システム構成図 ]


「授業が充実している」「自分の姿が映る楽しみがある」など、学校側には好評

この日の授業は、生放送さながらの小さなアクシデントはありましたが、システムそのものは支障なく、無事にライブ配信授業を終えることができました。
「配信スタジオでは、放送スタッフが中心となって授業を進行していましたが、各学校に配置されたスタッフの半数は技術的に素人です。プロでないと扱えない放送設備と異なり、テレビ会議システムは操作が簡単ですので、素人でもすぐに理解できます。微調整などにもすぐに対応してもらえました。また、配信中はVTVジャパンさんの丁寧なサポートもあり、感謝しています」と柏原様にご評価いただきました。

ビデオ配信授業は参加した学校の評価が非常に高く、もう一度参加したいという要望があがったり、すでに参加した学校が参加を検討している学校に対して「ぜひに」と勧めてくれたというエピソードがあるそうです。授業内容が充実していることのほかに、児童にとって、テレビに映った自分の姿を見ることが参加している楽しみになることなどが、その理由としてあげられています
今回のイベントでも、授業後すぐに「楽しい授業だった」「また参加したい」「自分が映ったのが嬉しい」という喜びの声が寄せられていました。
また、11月22日付の読売新聞、産経新聞、福井新聞、中日新聞、日刊県民福井にも掲載されました。

エネルギー利用に関するライブ配信授業は、この後も数回実施される予定です。

ライブ配信授業風景
ライブ配信授業風景
[ ライブ配信授業風景 ]

【イベント概要】
「エネルギー教育支援2006ライブ配信授業 〜地球環境とエネルギー〜」

日時:2006年11月21日(火)
講師:大山のぶ代氏
司会進行:池田千里
配信スタジオ:大阪電気通信大学
参加校:福井県美浜町の小学校全7校(参加総数205名)
スポンサー:関西電力株式会社
企画・制作統括:株式会社シーシーエル(関西電力グループ)
企画・構成:企画舎
技術:株式会社東通AVセンター
制作:サンライズ商事株式会社
URL: http://www.sunrise-s.jp/

 

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