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テレビ会議用語集スケーラブル映像符号化

スケーラブル映像符号化

スケーラブルは英語でscalableと表記され、符号化ビットストリームが階層的に作られていて、ストリームの全体を利用して復号すると最大品質の映像が再現されるのに対し、一部を取り出して復号してもそれなりの品質の映像が再現できることに特徴がある。すなわち、より多くの(スケールの大きい)符号化ビット量を用いればより高い品質の映像を再現できる。スケーラブル符号化で対象とする品質には次の3要素がある。

・時間スケーラビリティ
  時間解像度すなわち毎秒像数の点でスケーラブルになっていて、例えば基底層のストリームでは
  毎秒30フレームの映像が、拡張層を加えると毎秒60フレームの映像が再現される。
  動きの滑らかさに違いが現れる。
・空間スケーラビリティ
  空間解像度すなわち1画面の構成画素数の点でスケーラブルになっていて、例えば基底層の
  ストリームではSD映像が、拡張層を加えるとHD映像が再現される。映像のきめの細かさに
  違いが現れる。
・SNR (Signal to Noise Ratio)スケーラビリティ
  時間解像度も空間解像度も同一であるが、符号化歪の点でスケーラブルになっていて、基底層だけでは
  歪みの多い映像が、拡張層を加えると歪みの少ない映像が再現される。映像に含まれる汚れに違いが
  現れる。Qualityスケーラビリティとも呼ばれる。

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