
会議室から出席するオンライン会議中に、「すみません、もう一回お願いします」「何を言っているか聞き取りにくいです」と、こんな経験はありませんか? オンライン会議用のマイクを最新機種に入れ替えても、なぜか音質が改善しないことがあります。
実は、会議室の音が聞き取りやすい会社には【共通点】があるのってご存じでしょうか?!
森田さん、ちょっと困ってることがあって、お客様から「オンライン会議用マイクを新しくしたのに相手から聞き取りにくいって言われる」って相談を受けたんですよ。
なるほど、それなぁ、実はようある話や。
やっぱりマイクの性能が足りないんですか?
ちゃうちゃう、最新のオンライン会議用マイクでも会議室(部屋)の環境が悪かったら、音は簡単に悪くなるんや。
えっ、そうなんですか? でも会議室環境ってどうやって改善すれば良いんですか? 簡単に改善できるもんなんですか?
せやな、簡単に改善できるものと出来ないものはあると思うんやけど、まず『オンライン会議の音声品質が良い会議室 3つの共通点』を説明してみよか。
なるほど、まず環境の良い会議室を説明してもらってから、改善点を探ればイイって事よね。
かなり厳しい環境ってどういう事ですか?
ガラスや硬い壁は「音」が反射しやすいねん。その結果、声が響く・残響が残る、そんな音声をマイクが拾ってしまうと、相手側で聞き取りにくい状況が発生してしまうんや。オンライン会議中、相手の音が遠いなぁ・・・、って言われるのも、これが原因になっている可能性が高いんや。
それだったら、ガラス張りの会議室の音声改善方法って結構ハードルが高いんじゃないですか?
まぁそやねんけど、理想としては床のカーペットやカーテン、吸音パネルなどを部分的に取り入れて、極力音が反射しない環境をつくってあげる事が重要になってくるわけや。
人間の耳よりも、実はオンライン会議用マイクの方が反響音に敏感なんだね。
あー、大きな会議室なのに、マイク1個で何とかしようとして失敗しているお客様の相談を良く聞いたりしますね。で、こちらの解決策としてはどんなことが考えられますか?
まぁ分かりやすく直ぐに改善できる提案としては、会議室規模で考えると小会議室だったらマイク1個で充分やと思うけど、中会議室の場合は例えばオンライン会議用マイクをテーブルの中央に持っていくだとか、大会議室の場合はマイクの個数を増やす、あと天井に取り付けるシーリングマイクなんかを導入いただくと、問題が一気に改善できる事がほとんどやな。
そうか、マイクの性能だけじゃなくって、マイクが適正な位置や数になっているか、という事も重要よね。
え?エアコンですか? エアコンが音声にどんな悪さをしているんですか?
空調の風切り音や送風音は、会議参加者は慣れて気になってないわな。でもマイクは正直で、特に最近のAI機能付きマイクは、会話と雑音を分離してくれるんやけど、元の音環境が悪いと限界がある。
そー言えば、会議中だけ風量を弱める会社って聞きますもんね。
ここも改善点としては、武居の言うようにエアコンの風量を下げたり、エアコンの風が当たる付近にマイクを置かなかったり、プロジェクターのファンの近くにマイクを置かなかったりすることで、音質改善されるケースが良くあるんや。結局、高価なマイクを導入するだけがオンライン会議の音質改善になるわけでは無いんや。会議室の環境が、オンライン会議の音質を半分ぐらい決めているって言っても過言ではないやろな。
なるほどね、整理して考えるとオンライン会議の音声が良い部屋の条件として、
● 音声の反響対策をしている
● 人とマイクとの距離が正しく置かれている
● 空調や周辺ノイズが抑えられている
と言ったところですね! ありがとうございます!
そー言えば森田さん、前から気にされていた最新のオンライン会議マイクが入荷されたらしいですよ。情報システム部で預かってるらしいですけど。
そか! 「良いマイクを取りに、今行く」 って伝えといて!
そんなダジャレ言う前に、自分で伝えて取りに行きゃいいのに・・・。
「反響」「距離」「騒音」の3つの視点で会議室を見直すことで、相手に伝わりやすい快適な会議環境を実現できますよ!









