【松・竹・梅】から選ぶ! オンライン会議 3つのマイク拡張Basicプラン!

テレビ会議ワンポイント活用術

会議室やミーティングスペースからオンライン会議に参加する場合、会議室にいる参加者の声を集音する「マイク」をどうすれば良いか?というお問合せが急増中。会議室の大きさや参加人数もバラバラですが、どんなマイクを選べばよいか迷っていませんか?

オンライン会議ってパソコンを使うから、ひとりで参加する時はヘッドセットとか使えば良いけど、会議室に複数人集まって参加する時ってみんなどうしてるんだろう?

今まで会議室から参加するんだったら「テレビ会議システム専用機」を利用していたので問題なかったけど、パソコンでオンライン会議に参加するとなると、周辺機器の拡張が必要になるね。

じゃぁ話題のUSBマイクスピーカーを使えば良いってことよね!

そうそう!それで問題解決!

おいおい、話聞いとったけど、そんな簡単なモノではないで!

あ、森田さん、簡単じゃないってどういう事ですか?

確かにUSBマイクスピーカーで問題解決できるケースもあるんやけど「会議参加人数」や「会議室の広さ」また「オンライン会議の会議内容」によって、USBマイクスピーカーでは補えないパターンがあるんや。

え~、どんなパターンがあるの?

そやな、そしたら分かりやすく「松・竹・梅」に分けて
会議に参加する人数
会議室の広さ
会議内容
を照らし合わせながら教えたろ。

よろしくおねがいしま~す!

まず「梅」パターンからいくで。

【利用するマイク】USBマイクスピーカー
【会議室の大きさ】打合せスペース(小会議室)~中会議室
【会議室参加人数】1~8人
【会議の内容】ミーティングレベル
【会議所要時間】1時間以内

梅パターンの場合、会議参加人数が比較的少なく、仕事の進捗確認や相談・報告レベルのミーティングに最適なパターンになるねん。例えば、


ヤマハの「YVC-330」やけど、イメージ写真にあるように小会議室で複数人参加のオンライン会議に最適なマイクスピーカーやねん。もう少し人数が増えたり会議室が広くなれば「YVC-330」をもう1台カスケード(数珠繋ぎ)接続して2台で利用する事もできる。さらに、


これはヤマハの「YVC-1000」なんやけど、丸いマイクが「合計5個」まで増設できるから大会議室でも利用できるねん。

これ、めっちゃ便利じゃないですか!

せやねんけど、マイクスピーカーをカスケードしたり、マイクを増設すると机の上が「ケーブルだらけ」になって、会議中邪魔になったり、片付けが面倒だったりするポイントも忘れたらアカン事になるわけや。

なるほどね~。

次は「竹」パターンやな。

【利用するマイク】シーリングマイク
【会議室の大きさ】中会議室~大会議室
【会議室参加人数】1~30人
【会議の内容】営業会議、部門会議(定例的な会議)
【会議所要時間】3時間以内

シーリングマイクってあまり聞いたことが無いと思うんやけど、簡単に説明すると「天井に取り付けるマイク」の事なんや。会議用のシーリングマイクは大きく2つのモデルがあって、


上段の製品はオーディオテクニカの「ES954」という天井から【吊り下げる】シーリングマイクで、下段の製品はSHUREの「MXA910」、天井に「はめ込む」タイプのシーリングマイク。性能的にはお互い引けを取らないけど、魅力はUSBマイクスピーカーみたいにセットアップしたり、マイクの個数を考えなくても良いトコロ。あとテーブルがケーブル類でごちゃごちゃになる事もない。シーリングマイクは「話している人」にオートフォーカスして音声を集音してくれるので、マイクの位置や場所を気にすることなく利用できるわけや。

これ、めっちゃ便利じゃないですか!

せやねんけど、天井に取り付ける関係で会議室の「空調」、エアコンの吹き出し口とか配慮しておかないとシーリングマイクが「音」として集音してしまう可能性があり、雑音になってしまう事があるんや。もちろんシーリングマイクの調整で、空調音とかの「ノイズ」を集音しにくくする設定もできるんやけどね。

なるほどね~。

で、最後に「松」パターン。

【利用するマイク】グースネックマイク
【会議室の大きさ】役員会議室
【会議室参加人数】1~20人
【会議の内容】役員会議、経営会議
【会議所要時間】1時間以上

グースネックマイクって、政府の会議や国際シンポジウムみたいな「お偉いさんが集まる会議」に多く利用されるんやけど、お偉いさんが発言するって事は「クリアーに音声を集音し、何を話しているのかしっかり聞き取れる」機能が充実している必要がある。なので基本「会議参加者1人につき1台」利用するケースがほとんどなんや。


松パターンだけあってかなりリッチな構成になるんやけど、役員専用のマイクがあって、ワイヤレスで使えて、オンライン会議参加している相手の声もグースネックマイクの台座から聞こえてくるから、かなり快適に会議が実施できるちゅーわけや。

これ、めっちゃ便利じゃないですか!

せやねんけど、グースネックマイクの充電が必要、オンライン会議のたびに準備が必要になってしまう。だが今までも役員会議となれば会議や設備の準備をしていたと思うので、オンライン会議の音声が向上すると考えれば良いトコロの方がいっぱいあるけどね。

なるほどね~。勉強になりましたー! 細かな「難問」をクリアしてこそ、オンライン会議の環境や品質改善ができるわけですね。

オンライン会議のマイク拡張や製品選びって真面目に取り組まないと、逆に音声品質が悪くなったりトラブルの原因になるから注意が必要なんだよねー。
ちゅうか、あと武居が悩んでいる「難問題は、あと何問だい?」

森田さん、ゴールデンウェーク終わったんだから、ちゃんと仕事しましょうよ・・・・。

いかかでしたか?
今回ご紹介したマイク拡張「松・竹・梅」は参考例の一部です。みなさまの会社の会議室にどんなマイクデバイスがマッチするのか?と疑問やご質問がございましたら、VTVジャパンへお気軽にご連絡くださいね!
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