世界で初めてHD画質のテレビ会議専用機を世に送り出した「Lifesize」社。クラウドサービスもテレビ会議メーカーとして先駆的に取組み、現在では多くの企業でご利用されています。Lifesize Cloudが採用されている一番の理由は【シンプル&NOストレス】でテレビ会議の利用や運用ができるからです。
ユーザー、管理者共にシンプル&NOストレスでご利用・管理いただけるテレビ会議クラウドサービス「Lifesize Cloud」とは一体どんなクラウドサービスなのかをご紹介いたします。
Lifesize Cloudとはどんなテレビ会議クラウドサービスなのか？
Lifesize Cloudはテレビ会議メーカー「Lifesize」社が提供するテレビ会議クラウドサービスです。Lifesizeは2003年にアメリカのテキサス州オースティンに誕生した、テレビ会議システムの専門メーカーで、2005年12月に世界で初めてHD解像度に対応したテレビ会議システムを発売して以来、HDに特化したテレビ会議システム製品を開発してきました。2014年12月から、テレビ会議専用機メーカーとしては初の次世代型クラウドサービス【Lifesize Cloud（ライフサイズ クラウド）】の提供を開始しております。
Lifesize Cloudの特長としてAmazon Web Services（AWS）をプラットフォームに採用し、世界23都市（日本含む）にPOPサーバーがあり世界10ヵ国、13のデータセンター間で完全冗長化されたクラスタ構成になっています。
元々Lifesizeの代理店だったVTVジャパンも、Lifesize社のオンプレミスMCU販売からクラウドサービス販売へにシフトしております。
Lifesize Cloud「4つ」の特長とは！
それではLifesize Cloudのサービス特長をご紹介させていただきます。身近にある様々な通信デバイスからクラウド上にあるVMR（バーチャルミーティングルーム）に簡単操作で接続でき、アドレス配信機能も充実しています。
【1】テレビ会議専用機・PC・Mobile端末・電話機・ブラウザが繋がるマルチデバイス接続サービス
ビジネスの形態が従来に比べ大きく変化している現代において、遠隔コミュニケーションに求められることは、単なる手軽さや品質だけではなく、『会議室の広さ』『参加者の接続環境』『会議の内容』など、多岐に渡る状況に柔軟に対応できることが求められてきています。Lifesize Cloudはさまざまなデバイス間での接続をサポートすることにより、お客様のビジネスシーンをサポートします。
【2】テレビ会議の手間を省くアドレス帳配信機能 / オンライン状況確認機能
従来のテレビ会議システムでは相手拠点の電源が起動しているかどうか分からず、会議の前に電話を掛けて状況確認をする手間が常にありました。Lifesize Cloudならプレゼンス情報が分かるのでその様な手間は一切ありません。またアドレス帳はクラウドサーバーから一斉に各端末に配信されるので、拠点が追加されても各拠点の設定をいちいち変更する必要もありません。
【3】ユーザーフレンドリーなシンプルで分かりやすいインターフェース
遠隔コミュニケーションツールを利用する人の56%接続操作で技術的な問題を経験しており、会議に遅れるときの遅延時間の平均は10分という調査結果があります。接続操作だけでも難しさを感じる人が多いのが現状です。一般的なWeb会議は資料の相互編集や、リモートデスクトップ操作など、オフィスツールとしての用途にフォーカスしており、機能が多い反面、操作メニューが増えるデメリットがあります。Lifesize製品はカメラ映像、資料映像、音声のやり取りだけにフォーカスした非常にシンプルなツールです。
【4】録画機能 / ストリーミング配信機能で片方向のコミュニケーションにも対応
『テレビ会議』という言葉から、会議でしか利用していないという方がかなり多いです。また、コミュニケーションは双方向でリアルタイムに行われなければならない、と考える方も多くいます。実際には必ず会議に立ち会わなくとも用が足りることは組織内には溢れています。
録画機能は『機会損失の回避』や『反復学習での社員教育』などに応用ができ、ストリーミング配信機能は『顧客向けのセミナー』や『訓示式等のイベント配信』に応用することが可能です。これらの機能をフル活用することにより、さらにコミュニケーションを活性化することが可能になります。
Lifesize Cloud ライセンスのご紹介
Lifesize Cloudサービスをご利用いただくにあたり、どのようなライセンスメニューがあるのか、をご紹介させていただきます。
Lifesize Cloudパッケージサービス
「Fast Start Account」「Small Account」「Medium Account」「Large Account」のほか、アカウント数ベースのパッケージ「Host Plus」から選択できます。自社の利用規模や運用形態にあわせてサービスを選ぶことができます。
このLifesize Cloud パッケージサービスはLifesize社のテレビ会議専用機（Iconシリーズ）を併用してご利用いただくと、アドレス帳配信などの機能がフルに活用でき、さらに簡単でノンストレスなテレビ会議利用と運用が可能となります。
Lifesize Cloud メリット・デメリットとは！
便利に利用できるテレビ会議クラウドサービスにもメリット・デメリットがあります。ここではLifesize Cloudの良いところ、気をつけておかなければいけない注意点、それにプラスしてVTVジャパンでしかできないポイントをご紹介いたします。
- ローカルネットワーク環境でも専用機（Iconシリーズ）の利用が可能
- 共有会議室（VMR）は主催者無しで利用可能
- ユーザー毎にパーソナルルームを持つことができる
- 操作がシンプル
1つ目のメリットとしては、Lifesize社のテレビ会議専用機（Iconシリーズ）をご利用いただければ、グローバルIPを設定しなくとも、ローカルネットワーク環境下のままサービスをご利用いただくことができます。社内のテレビ会議は通常通りの運用を継続しながら、社外とのテレビ会議もテレビ会議専用機の設定変更することなくご利用いただけます。Lifesize CloudとIconシリーズテレビ会議機の組み合わせでNATトラバーサルを実現し、資料共有もDual*表示することが可能です。
*Dual表示・・・テレビ会議専用機と2枚のモニターを組み合わせることで、片方のモニターに相手側のカメラ映像、もう片方のモニターに資料共有（H.239）をそれぞれ表示する機能。
2つ目のメリットはLifesize Cloudでは利用者が共有して使用するVMR（バーチャルミーティングルーム）に会議主催者がいなくても会議室を利用することが可能です。他のクラウドサービスの場合、会議主催者の権限のもと、VMRを作ったり利用する事ができたりしますが、Lifesize Cloud上に誰でも利用できる共有会議室（VMR）を設定しておくことで、会議主催者運営の概念なくVMRを利用することができます。
3つ目のメリットは、ユーザー毎にパーソナルルームを持つことができます。これはID保持者に対して1つのVMRをが持てるという意味で、上記の利用者が誰でも使える共有会議室に集まって会議するのではなく、自分の持っている個人の会議室に集まって会議できるという機能となります。最近トレンドなキーワードになっている「ハドル会議」も、今日は私の会議室に13：00集合してください、という風にパッと始めてサッと終わるようなミーティング利用に向いている機能とも言えます。
4つ目のメリットは操作がシンプルという面です。後に配信予定のLifesize Cloud【サービス利用編】で詳しくご紹介しますが、Lifesize社のテレビ会議専用機Iconシリーズの操作はタッチパネル操作（Lifesize Phoneマイク利用時）で、スマートフォンを操作する感覚で誰でも直感的にご利用いただけます。またパソコンやタブレットを利用した会議参加時も必要最低限なアイコン操作で、利用者のITリテラシーを気にすることなく簡単にご利用いただくことができます。
- Lifesize社以外のテレビ会議専用機の接続はサポート外となり、障害発生時の切り分けなど困難
当社VTVジャパンでは、トラブルなく快適に満足してLifesize Cloudをご利用していただくにあたり、Lifesize社テレビ会議専用機（Iconシリーズ）以外のメーカーのテレビ会議専用機利用に関してはサポートしておりません。Iconシリーズ（Lifesize社）以外のテレビ会議専用機も接続することは可能ですが、Lifesize Cloud本来のサービスが受けられなかったり、他メーカーのテレビ会議専用機が原因で障害発生する可能性を考慮していることになりますが、このポイントがデメリットの背景となります。
【VTVジャパンでしかできないポイント】
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- VTVサポートデスクによるコールサポートサービスがサービス料金に付帯されている
- テレビ会議に特化したエンジニアが直接対応
最後にVTVジャパンからLifesize Cloudサービスを企業へ提供する際、当社でしかできない価値ある利点をご紹介します。
Lifesize Cloudのサービス内容には、コールサポートサービスが付帯されていますが、このサービスはメーカーが対応するサポートサービスとなり、電話やメールでのお問い合わせは全て英語での対応になります。
ですが、どなたでもお気軽にサポートサービスをご利用いただけるよう、当社ではVTVサポートデスクに直接お問合せ頂けるコールサポートサービスを付帯させていただいております。日本語対応はもちろんのこと、テレビ会議に特化したエンジニアが直接お電話にてご対応させていただきます。
最後に
この章ではテレビ会議クラウドサービス「Lifesize Cloud」の概要についてご説明させていただきました。シンプル&NOストレスな利用・運用が実現でき、これからテレビ会議導入を検討したい、またテレビ会議をクラウドへ移行したいとお考えの企業様へのスタートモデルサービスとしても人気の高いテレビ会議クラウドサービスとなっております。
次の章では、Lifesize Cloudの利用方法を動画を交えながら解説させていただきます。
よくある質問
- Lifesize Cloudとは？
- テレビ会議メーカーLifesize社が提供するマルチデバイス接続に対応したクラウド型テレビ会議サービスです。デバイスやツールや会議スペースを問わず、いつでも・どこでも・簡単にコミュニケーションが実現できます。
- Lifesize Cloudの無料トライアルはできますか？
- 導入を検討されている法人のお客様を対象に、14日間の無料トライアルを提供しております。トライアルの詳細については、こちらをご参照ください。Lifesize CloudやLifesizeのテレビ会議専用機を体験できるデモルームもございます。見学を希望される場合は、お気軽にお問い合わせください。
- Lifesize Cloudの特徴を教えてください。
- 専用機・PC・モバイル端末・電話機・ブラウザから会議に参加できるマルチデバイス接続対応やシンプルで直感的に操作ができるインターフェースなどが挙げられます。詳しくは、『Lifesize Cloud「4つ」の特長とは！』をご参照ください。
- Lifesize Cloudは何ユーザーから契約する事ができますか？
- 選択するサービスプランによって異なりますが、カスタマイズプランの場合は10ユーザー、パッケージプランは15ユーザーから契約が可能です。VTVジャパンでは、お客様の運用スタイルに合わせたご提案が可能です。詳しくは、Lifesize Cloud ライセンスのご紹介をご覧ください。
- Lifesize Cloud に接続する方法を教えてください。
- Lifesize Cloudには、テレビ会議システム・PC・モバイル端末・電話機から簡単に参加できます。『Lifesize Cloudでできること【サービス利用編】』にて、各デバイスからの接続方法を紹介しておりますので、ご参照ください。
- Lifesize Cloud利用時のトラブル対応について教えてください。
- メーカーであるLifesize社がオンラインヘルプページ(英語サイトですが、ブラウザ翻訳で日本語表示可能)を提供しています。VTVジャパンからご契約いただくと、VTVジャパンのサポートデスクにて電話・メールなどで日本語のサポートを受けることが可能です。
- Lifesize Cloudの管理画面について知りたいです。
- Lifesize Cloudの管理画面は、契約したお客様専用URLにて提供されます。管理操作がしやすいシンプルでわかりやすいデザインです。『Lifesize Cloudでできること【サービス管理編】』にて、管理画面の使用や操作方法について詳しく紹介しております。