テレビ会議のしくみ:第5部 プレゼンテーションツールとしての活用テレビ会議とはトップへ

その2.テレビ会議システムとAVとの連携【映像編】

テレビ会議システムを使ったプレゼンテーションについて調べていた曽我蔵くん。 市川さんは「周辺機器を繋げることで、テレビ会議システムの活用の幅はさらに広がる」と説明してくれた。 周辺機器には、PCだけでなくビデオなども使えるのだという。

曽我蔵くん 市川さん

会議室に適した周辺機器の選択が重要
曽我蔵くん
「テレビ会議システムに、ビデオデッキを接続することができるんですか?」
市川さん
「そうだよ。
まず最初に説明しておくと、テレビ会議システムに接続できる主な周辺機器には次のようなものがある。
 1. ビデオデッキ、DVDプレーヤー
 2. プロジェクター、資料カメラ
 3. マイク、アンプ、スピーカー
大きく分けて、1番目と2番目は映像に関するもの。3番目は音声に関する周辺機器だ」
曽我蔵くん
「へえ! こんなにたくさんの機器が使えるなんて便利ですね」
市川さん
「ただし、何でも繋げばいいというわけじゃない。
会議室や会議の内容をきちんと把握した上で、その場所や会議に合った周辺機器を選択することが重要なんだ。
なぜなら、頭で考える以上に映像機器やオーディオ機器がテレビ会議に及ぼす影響は大きくて、会議そのもののクオリティを大きく左右してしまうんだよ。
曽我蔵くんの役目は、その点をお客様にきちんと理解してもらうことかな」
曽我蔵くん
「分かりました。
それじゃ、まずは映像機器の拡張性について教えてください」
ビデオやDVDのコンテンツを利用する
曽我蔵くん
「ビデオデッキやDVDプレーヤーをテレビ会議システムに接続するには、テレビ会議システムの外部映像・音声入出力ポートに接続すればいいんですよね」
市川さん
「そうだよ。それでビデオやDVDのコンテンツを送受信できるんだ。 動きが速いコンテンツは、テレビ会議システムでの送受信には不向きだけれど、スピーチや現場の様子などをムービーで見てもらうことで、プレゼンテーションへの理解がより深まる場合もあるよね。 さらに映像再生だけでなく、テレビ会議そのものを録画することもできるんだ」
曽我蔵くん
「なるほど。たまたまその時の会議に参加できなかった人でも、後から録画映像を見ることで会議の内容を把握できますね」
市川さん
「保管した映像を資料として二次利用することも可能だね」
曽我蔵くん
「テレビ会議システムに接続する機器は、特別な仕様のものが必要なんですか?」
市川さん
「いいや。外部映像・音声入出力があれば、市販されているビデオデッキやDVDプレーヤーなどで十分だ。建築現場や工場の視察などを家庭用ビデオカメラで撮影して、その映像を送信することもできる。
ただし、テレビ会議システムの機種によって、外部映像・音声入出力のポートが装備されていないものがあるので、そこは確認が必要だね」

テレビ会議とビデオ接続

mark-2ビデオを使用する利点

1. ビデオ映像をプレゼンテーションに活用できる

2. 遠隔授業・遠隔講習などで、ビデオ教材を送受信できる

3. テレビ会議そのものを録画し、後日参照したり、資料として二次利用できる

4. ビデオカメラで撮影した映像を送受信できる

プロジェクターや資料カメラを利用する
市川さん
「2番目の資料カメラ(書画カメラ)やプロジェクターも、外部映像・音声入出力ポートに接続するんだ」
曽我蔵くん
「資料カメラは、書類や写真だけでなく、本や模型、部品などの立体物をそのまま映し出せる装置ですね」
市川さん
「簡単に言うと『拡大投影機』のようなものだね。
商品のデザインや繊維などの柄、縫目まで明確に表示できるから、参加者が1箇所に集合したり、各拠点にサンプルを送る手間が省ける」
曽我蔵くん
「立体映像をリアルタイムに送受信できるなら、PC映像よりも具体的に伝えることができますね」
市川さん
「資料カメラのグレードにもよるけれど、米粒のような小さなモノも拡大表示することができるんだよ。精密機械のパーツやパソコンの中に組み込まれている細かい基盤などもチェックできるね」

テレビ会議と資料カメラの接続

mark-2資料カメラを使用する利点

1. 立体物から紙ベースの物まで表示できる

2. 立体物を表示できるので、PC映像よりも相手側にイメージを伝えやすい

3. 対象物の細部を拡大表示することも可能

1台のモニターでPC映像を映すには
市川さん
「さらにプロジェクターを接続すれば、映像を大画面で映し出すこともできるよ」
曽我蔵くん
「イベントやセミナーなど活用すれば、多人数の人が一度に同じ映像を見ることができて便利ですね。 通常のテレビモニターだと、エクセルなどで作ったデータなどは、細かくて読み取りにくいこともありますし」
市川さん
「ただし、プロジェクターを使う場合には、室内の照明に配慮しなければならない。
プロジェクターのグレードにも関係するけれど、スクリーン付近を暗くしないとプロジェクターからの映像が見難く感じることがある。またその反対に、部屋を暗くすることによって、相手側に映し出されるこちら側の映像が暗くなってしまうこともあるんだ」
曽我蔵くん
「ああ、なるほど!」
市川さん
「イベントやセミナーなどの場合は、プレゼンテーターや司会者にスポットライトを当てるなどの工夫をした方がいいね。
プロジェクターを使用する予定のお客様には、こういったアドバイスをあらかじめ伝えておくといいよ」

プロジェクターの接続

mark-2プロジェクターを使用する利点

1. イベントやセミナーなど、人数が大勢集まるときに大画面で映像を映し出せる

2. 通常のモニターではデータが読みにくい場合に、大きく表示させることが可能

3. ただし、会場や会議室の照明環境に配慮も必要

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