オンライン会議中の音声トラブルを動画診断。VTVジャパンのサポートデスク活用法

サポートデスクだよりノウハウ
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オンライン会議の音が悪い原因を動画で診断|VTVジャパンのサポートデスク活用法

なぜオンライン会議で音声トラブルが起こるのか

オンライン会議の音声トラブル。これはユーザーから寄せられるご相談の中でも上位に入るお悩みの1つです。音の悪さの原因はさまざまですが、使用している機器のスペック不足の他、会議室環境や使い方によるケースが多くみられます。
本コンテンツでは、弊社のサポートデスクを利用した音の悪さの原因の究明と改善方法についてご紹介します。

動画で原因を見抜く、サポートの仕組み

弊社が提供する保守サポートには、運用アドバイスの一環として「会議の様子を動画で確認し、音問題の原因を診断」するサービスがあります。会議室では不具合が発生しているのに、管理者が一人で検証したり弊社サポートデスクに機器を持ち込んで確認すると不具合の事象が起きないことがあります。これはシステムのトラブルではなく会議室の環境や使い方が要因であることが大きいです。そこで弊社では、保守加入ユーザー様を対象に、実際に会議室で行われる普段の会議の様子を撮影いただき、その動画を確認して不具合の原因を探り、改善方法を実践しています。

動画診断・ご利用の流れ

①不具合が起きた会議の様子を撮影し、サポートデスクに動画を提供

管理者が音声不具合が起きた会議の様子を動画で提供

②サポートデスクが動画をチェックし不具合の原因を探る

サポートデスクが動画をチェック

③不具合の原因を診断し、改善案を提示する

環境要因による原因を診断し、改善案を提示

動画から音声の改善方法を提案した事例のご紹介

実際に弊社の保守加入ユーザーから動画を提供いただき音声の改善提案を行った事例をご紹介します。下記は一例で、状況によってマイクの位置や設定の変更、オンサイトによる検証からリプレイス提案など、いろいろとお試しいただき改善を図ります。

動画から分かった音の悪さの原因

複数名がクロストークをしている
①複数名が同時にずっと話をしている

外の工事の音を拾っていた
②外の工事の音などの騒音を拾っている

マイクとスピーカーの位置が近すぎてエコーが返る
③マイクとスピーカーの位置が近すぎてエコーが返る

音が反響する
音が反響する

PCの内臓マイクのスペック不足
PCの内臓マイクのスペック不足

想定以外の用途で利用したため、マイクの集音能力が不足
⑥想定以外の用途で利用したため、マイクの集音能力が不足

サポートデスクが提案した改善案

クロストークを避け、発言しない拠点はミュートする
①クロストークを避け、発言しない拠点はミュートする

会議中は窓を閉めてもらう
②会議中は窓を閉める

マイクとスピーカーの位置を離してもらう
③マイクとスピーカーの位置を離す

マイクの位置の変更や、音声の設定を変更してみる
④マイクの位置の変更や、音声の設定を変更する

ヘッドセットの利用を提案
ヘッドセットの利用を提案

利用用途に適したマイクシステムの提案
利用用途に適したマイクシステムの提案

まとめ

オンライン会議システムの保守サービスは、一般的に「機材やシステムが故障したときに安心して利用できる」ことが大きなメリットです。しかし、会議の音が悪い・聞き取りづらいといった課題は、機材の不具合だけでなく、会議室の環境や使い方が原因になっていることも少なくありません。

VTVジャパンの保守サービスは、単なる「故障対応」にとどまらず、オンライン会議を常に快適に運営するためのパートナーとして、導入後も快適な会議運営をサポートします。
保守サービスをご利用中の方はぜひVTVジャパンのサポートデスクを活用してください。
これから導入を検討される方も、導入後の安心感を得られるサポートとしてぜひご活用ください。