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【VTVジャパンお勧めMCU】最新型MCUのご紹介
【VTVジャパンお勧めMCU】最新型MCUのご紹介

【VTVジャパンお勧めMCU】最新型MCUのご紹介【第4回】「ハードからVMへ」アプライアンスタイプMCUの現状を知る

【第4回】「ハードからVMへ」アプライアンスタイプMCUの現状を知る

【VTVジャパンお勧めMCU】最新型MCUのご紹介

掲載日:2020年4月7日

テレビ会議システムを複数台接続するために利用する「 MCU(Multipoint Control Unit/多地点接続装置) 」。システムの進化、時代の流れと共に、MCUはアプライアンスタイプから仮想サーバー上にサブスクリプションで構成するソフトウエアタイプのMCUに移行されつつあります。

今回のVTV PLUSでは、ソフトウエアMCUとはどんなモノなのか?ソフトウエアMCUで何ができるのか、またその構成は?といったソフトウエアMCUの基礎知識から、VTVジャパンがお勧めする最新型ソフトウエアタイプMCUを2アイテムご紹介させて頂きます。

【基礎知識】ソフトウエアMCUとは?

前回、ご紹介させて頂きましたアプライアンスタイプMCUでは多地点接続や会議管理など、利用したい機能別にメーカーが提供する専用のサーバーを連動させながら、自社のテレビ会議運用にマッチした構成をデザインするのが一般的でした。その専用サーバーで制御していた機能を「ソフトウエア」で仮想サーバー上にデザイン、構築できるようになったMCUを「ソフトウエアMCU」と呼びます。

ソフトウエアはサブスクリプション(利用権利を年間で定額利用できるサービス)で提供され、テレビ会議システムを何台まで接続させるかという接続数や、会議室をいくつ作るかといった「ライセンス」を自社運用に合わせて利用いただくことができます。
今までは機能別の専用サーバーを複数台連動しながら管理していたため、テレビ会議の接続数を増やしたい場合は新たにMCUを増設する必要があったり、サーバールームのラッキングスペース確保など、設定変更や設備投資の自由度が低かったのですが、ソフトウエアMCUですとテレビ会議の接続数や会議室数を増やしたければ、ソフトを追加でご契約いただくことで簡単に増強することができます。
また規模縮小時も、サービス更新時に利用する分だけ更新いただけますので、設備投資の面でもパフォーマンスを発揮し、自社で常に最適化されたテレビ会議多地点接続運用をデザインすることができます。

ソフトウエアタイプMCU構成

次に、VTVジャパンで取り扱うお勧め「最新型ソフトウエアMCU」を2アイテム、ご紹介させていただきます。

その①:VTVジャパンお勧めMCU/Avaya IX™ Meetings Conferencing

VTVジャパンお勧めMCUとして、初めにご紹介するのは「 Avaya IX™ Meetings Conferencing 」です。
Avaya(アバイア)は、VTVジャパンで主力製品として取扱いも長く、テレビ会議専用機のラインアップも充実したメーカーです。アプライアンスMCUの歴史は、先進的テレビ会議システムメーカー「RADVISION(ラドビジョン)社」を2012年に買収後、SCOPIA Elite5000シリーズや6000シリーズをリリースし、現在でも数多くの企業様でご利用いただいております。

現在EliteシリーズのMCUは販売終了となっており、メーカーサポートもElite5000シリーズは2024年6月11日、Elite6000シリーズは2023年12月4日までとなっております。このような背景の中、Avayaはアプライアンスサーバーで提供していた機能を、VMで構築できるソフトウエア提供に一新し「 Avaya IX™ Meetings Conferencing 」というサブスクリプション提供の、ソフトウエア構成展開にシフトしました。

Avaya IX™ Meetings Conferencingの構成例

構成例 機能と役割
ライセンスを「4」契約した場合
IX™ Media Server
720P/30fps品質でマルチデバイス混在接続が「40」接続できます
社内のテレビ会議専用機、パソコン、モバイル端末を複数接続させたい
IX™ Management
社内利用のみでマルチデバイス接続を可能にする役割
社外のテレビ会議専用機、パソコン、モバイル端末を複数接続させたい
IX™ H.323 Edge
社外のテレビ会議専用機接続を可能にする役割
Session Border Controller
社外のパソコン、モバイル端末接続を可能にする役割
会議予約をおこないたい
IX™ Management
会議予約やテレビ会議専用機の管理をおこなう役割
会議録画をおこないたい
IX™ Streaming&Recording
会議録画、ストリーミングを制御する役割(アプライアンスサーバー)

Avaya IX™ Meetings Conferencing ライセンス機能説明

ライセンス 機能
多地点機能
IX™ Media Server

多地点接続機能は「IX™ Media Server」で処理をおこないます。

ライセンスは「1」からご契約可能です。ライセンス別で例を見ると

  • 1ライセンス
    1080P/30fps【5接続】720P/30fps【10接続】480P/30fps【20接続】
  • 2ライセンス
    1080P/30fps【10接続】720P/30fps【20接続】480P/30fps【40接続】
  • 3ライセンス
    1080P/30fps【15接続】720P/30fps【30接続】480P/30fps【60接続】
  • 4ライセンス
    1080P/30fps【20接続】720P/30fps【40接続】480P/30fps【80接続】

※4ライセンスまでは1VMで構成できますが、5ライセンス以上は2VM以上の仮想サーバーが必要です。

テレビ会議予約と管理
IX™ Management

会議予約、会議管理、社内のテレビ会議専用機登録(ゲートキーパー)などの役割を「IX™ Management」で処理します。社内のみでパソコンやタブレットなどのマルチデバイス接続運用を行う場合はIX™ Management内で通信を制御します。

社外のマルチデバイス接続が可能
Session Border Controller

社外とのパソコン、モバイル端末接続は「Session Border Controller」で制御します。SIPのNAT越えとリバースプロキシの機能があります。

社外のテレビ会議専用機接続が可能
IX™ H.323 Edge

社外とのパソコン、モバイル端末接続は「IX™ H.323 Edge」で制御します

パソコン、モバイル端末接続アプリ
IX™ Workplace Client

パソコン、モバイル端末から会議に参加する際は「IX™ Workplace Client」をインストールして会議参加します。

会議録画機能
IX™ Streaming&Recording

会議録画、ストリーミングを実施する際は「IX™ Streaming&Recording」を利用します。IX™ Streaming&Recordingは、メーカーから提供されるアプライアンスサーバーをご購入いただきます。

今までのアプライアンスサーバーで構築すると、上記の同じ構成例でもサーバーを5つ準備する必要がありましたが、Avaya IX™ Meetings Conferencingのソリューションですと「2つ」のVMとIX™ Streaming&Recording(録画アプライアンスサーバー)だけで最大のパフォーマンスが実現できます。
ライセンス数は常に増強できますし、サービス更新時ですとライセンス縮小もできますので、運用実績を効果測定しながらチューニングすることが可能です。

またパソコンやタブレットから会議参加される方は、無料で配布している「IX™ Workplace Client」をインストールして頂くことで、会議参加が可能になります。ゲスト参加も可能ですので、IDを持たない社外の方も会議招待されることで、自社で構築したIX™ Meetings Conferencingの会議室で遠隔ミーティングできます。

Avayaはテレビ会議専用機のラインアップも充実していますので、統一性のとれたテレビ会議運用をご提供することができます。

次にVTVジャパンがお勧めする最新型ソフトウエアタイプMCUとして、自由度が高く柔軟に構築できる「Pexip Infinity」をご紹介させていただきます。

その②:VTVジャパンお勧めMCU/Pexip Infinity

VTVジャパンお勧めMCUとして、次にご紹介するのは「Pexip Infinity」です。Pexip(ペクシプ)は、ノルウェー・オスロに本社を置くテレビ会議ソリューション製品を開発・販売する企業です。シスコ社やタンバーグ社(2010年シスコが買収)にて20年以上のキャリアを培ったメンバーが中心となり、2012年4月に設立されました。長年に渡るテレビ会議業界での知識や経験を活かして、会社設立からわずか15ヶ月で最初の開発製品である「Pexip Infinity」を完成し2013年9月に発売開始以降、「Pexip Infinity」は世界各国の大手企業や大学など数多くのライセンス販売実績があります。

Pexip Infinityは購入したライセンスを複数のサーバーにインストールして利用ができます。複数サーバーに分散させれたPexip Infinityライセンスは、自動的にカスケード接続して1つの大きなMCUとして機能させることができます。
従来のテレビ会議システムの場合、多地点接続を行うMCUには高いハードウェアスペックが要求されました。またトラフィックの面でネットワークにかかる負荷も無視できない問題でした。Pexip Infinityの分散型のMCU技術は、複数のサーバーで処理することでハードウェアとネットワーク帯域への負荷を軽減できます。

また2019年からVidexio社と合併しPexip社のクラウドサービス「Pexip Service」のサービス提供を開始しました。

Pexip Infinityの構成例

構成例 機能と役割
「40」接続のHD品質テレビ会議を行いたい
Capacity License(ライセンス)

同時40接続の場合、Capacity Licenseを40契約いただき、Management Node(管理・制御用サーバー)にインストールします。

仮想会議室(VMR)を10室準備しておきたい
Virtual Meeting Room (VMR) License(ライセンス)

VMRを10室準備しておくにはVirtual Meeting Room (VMR) Licenseを10契約していただき、Management Nodeへインストールします。

社内外のテレビ会議専用機、パソコン、モバイル端末を複数接続させたい

MCUの役割を果たすConferencing NodeをDMZに設置頂くことで、社内外とのテレビ会議が可能になります。

会議予約をおこないたい

Pexip Infinity自体には予約ソフトがありません。ですがアドホック的に社員が自由に使える思想でソリューションされているので、会議予約に関係なく、必要な時に必要な時間だけミーティングする、といった運用に向いています。会議予約機能が必要であれば、VTVジャパンオリジナル製品で対応可能です。

会議録画をおこないたい

外部サービス(YouTubeなど)と連携して録画、視聴します。

Microsoft TeamsやGoogle Hangouts Meetユーザーともテレビ会議を実施したい

オプションライセンスを契約いただくことで、Microsoft TeamsやGoogle Hangouts Meetとのゲートウェイ的役割を果たします。

Pexip Infinity ライセンス機能説明

ライセンス 機能
Pexip Infinity契約ライセンス
Platform License(年間)

このライセンスはPexip Infinityを使用するためのライセンスです。Pexip Infinityをサブスクリプション利用開始時に契約します。

同時セッションライセンス
Capacity License

Capacity Licenseを1契約すると1接続可能になるライセンスです。
接続数(ポート)を決める際に契約します。40接続必要であれば「40 Capacity License」を契約いただき、Management Nodeとなる仮想サーバーへ設定します。

仮想会議室ライセンス
Virtual Meeting Room (VMR) License

仮想会議室(VMR)を固定で構築したい場合、Virtual Meeting Room (VMR) Licenseが必要になります。10VMR準備が必要であれば「10 Virtual Meeting Room (VMR) License」を契約いただき、Management Nodeとなる仮想サーバーへ設定します。

パソコン、モバイル端末接続アプリ
Pexip Infinity Connect

パソコン、モバイル端末ユーザーは、メーカーから無料配布されているアプリ、Pexip Infinity Connectを使用します。また会社指定以外のアプリをインストールできないパソコンユーザーは、メーカーが指定するインターネットブラウザーからアプリを利用せずに会議へ参加できます(WebRTC)。ゲスト参加が可能ですので、IDを持たない社外の方も会議招待されることで、Pexip Infinityの会議室で遠隔ミーティングに参加できます。

構成内容により異なりますが、基本は仮想サーバーを最低2つ準備頂ければ、Pexip Infinityを利用したテレビ会議運用が可能になります。
Management Nodeとなる仮想サーバーは、契約されたライセンスを管理、制御するサーバーとなり、Conferencing Nodeとなる仮想サーバーは多地点接続を行う場所、MCUの役割を実行します。

仮想会議室を構築しなくても、ID保有者( Capacity License 権限のある人)は自分の仮想会議室(VMR)を1つ持つことができますので「今日の会議はAさんにコール(接続)してください」といった運用をすれば、Virtual Meeting Room (VMR) Licenseは必要ありません。ですが、役員会議や営業会議、品質管理会議など個人ではなくグループやチームに紐づく会議運用が多い場合は、しっかり仮想会議室(VMR)を作成し、パスコード(暗証番号)などが設定できる会議運用をお勧めします。Microsoft TeamsやGoogle Hangouts Meetとの接続はライセンス契約が必要になり、MCU(多地点接続)の役割はPexip Infinityで行わず、それぞれのサービス側になります。

あくまでPexip InfinityとMicrosoft Teams、Google Hangouts Meetとのゲートウェイとしての役割になりますので、各サービスとの接続をご希望される際はご相談ください。

最後に

VTVジャパンがお勧めする最新型ソフトウエアタイプMCU「Avaya IX™ Meetings Conferencing」と「Pexip Infinity」。
詳細な情報はVTVジャパンのホームページよりご確認いただけます。

Avaya(アバイア)製品情報 Avaya IX™ Meetings Conferencing

Avaya(アバイア)製品情報
Avaya IX™ Meetings Conferencing

機能やライセンスを自由に組み合わせて、利用用途や規模にマッチしたテレビ会議環境が構築できるオンプレミス型多地点接続サーバー。

Pexip(ペクシプ)製品 Pexip Infinity

Pexip(ペクシプ)製品 Pexip Infinity

仮想サーバー上で動作するソフトウェアベースMCU・Pexip Infinityは、異なるネットワーク環境や異なるツール同士の連携を実現するソリューション。

またVTVジャパンのショールームでデモンストレーションをご覧いただけます。

テレビ会議デモンストレーション

テレビ会議デモンストレーション

テレビ会議製品・サービスの比較や既存製品との接続確認など、ご要望に合わせたデモを実施します。

今まで通りの運用でソフトウエアタイプMCUを自社構築するか、オールインワンで稼働するテレビ会議クラウドサービスを利用するかは、企業のポリシーによって様々です。ですが世の中はオンプレか?クラウドか?の過渡期で、どちらが良いのか判断をつけにくい状況であることは否めません。次世代のテレビ会議運用や多地点接続のプラットフォームを選択する際は、VTVジャパンがみなさまに納得し満足いただけるソリューションでご協力させて頂きます。