PCにマイク・スピーカーを拡張して会議室のWeb会議の音声を改善する3つの構成例

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会議室でのWeb会議。PC内蔵のマイク・スピーカーではスペック不足ではないですか?

ハイブリットワークが進み、オフィスに出社して会議室から参加するユーザーと、リモートから会議に参加するユーザーが混在するハイブリッド会議が増えています。ハイブリッド会議で、会議室にPCを持ち込んでPC内蔵のマイクやスピーカーを利用するWeb会議は、参加人数や会議室の規模によってはスペック不足で、「音が悪い」など音声に関するトラブルの原因になります。

そこで会議室でのWeb会議の音声を快適にするための改善施策を、「集音範囲を広げて音の悪さを改善する【梅】」「マイク連結不要!マイク1台で集音範囲を拡大し音声品質を改善を行う【竹】」「綿密な設定による集音範囲の拡大・品質改善から配線整備までトータルで改善する【松】」の「松竹梅」3つのパターンでご紹介します。

Web会議の音声を改善するおすすめ会議室設備の構成例「松竹梅」

【会議室構成例:梅】PC + マイクスピーカー

【会議室構成例:梅】PC+マイクスピーカー/詳細
【会議室構成例:梅】PC+マイクスピーカー
機器系統図:PC+マイクスピーカー
マイクスピーカーYamaha YVC-1000
オンライン会議用カメラAVer CAM520 Pro
Barco ClickShare CXシリーズ
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外部マイクスピーカーで拡張し、集音範囲を広げて音の悪さを改善する構成

「梅」の音声改善の構成例はPCにマイクスピーカーを拡張する方法です。
梅の構成例(下図参照)では、オンライン会議用のワイヤレスコンファレンスシステム(画像③)にマイクスピーカー(画像①)とカメラ(画像②)、ディスプレイを繋ぎます。そしてワイヤレスコンファレンスシステムに付属するボタン(画像③)を持ち込みPC(BYOD)に接続すると、ワイヤレスコンファレンスシステムを通じて、周辺機器とPCがワイヤレスで接続できるようになり、会議前のPCと周辺機器のセッティングが簡単になります。
PC + マイクスピーカーの組み合わせでの拡張はよくみられますが、ワイヤレスコンファレンスシステムを組み合わせることで周辺機器のセッティング(片付け含め)が楽になるだけではなく、配線ミスなどによるトラブルなども防ぐことができます。

  • イニシャルコスト(初期導入費)が低い
  • 周辺機器のセッティングが不要
  • 短期間で運用スタートできる
  • 他の会議室でも利用可
  • レイアウト変更にはあまり向かない
  • 細かな音声調整には適していない

マイクスピーカーもピンからキリまでありますが、音が悪いとストレスとなり生産性も下がるため、ビジネスでの使用に耐えうるグレードの製品を選びましょう。
また、製品ごとに集音範囲が異なるので、会議室の規模やレイアウトにあったものを必要な数だけそろえる、会議室の環境(床・壁・天井の素材や構造など)によってはメーカーが公表している集音範囲より下回ることもあるので、可能であれば導入前に機材を借りるなどして確認しておくと良いでしょう。
シンプルでコストパフォーマンスのよい梅の構成は、小~中規模程度の日常的に行われる会議や打ち合わせなどに向いています。

構成例に掲載された製品
マイクスピーカー:Yamaha YVC-1000
カメラ:AVer CAM520 Pro
ワイヤレスコンファレンスシステム:Barco ClickShare CXシリーズ

【会議室構成例:竹】PC + 置き型マイク + オーディオプロセッサー

【会議室構成例:竹】PC+AVシステム(置き型マイク・スピーカー)+オーディオプロセッサー/詳細
【会議室構成例:竹】PC+AVシステム(置き型マイク・スピーカー)+オーディオプロセッサー
会議用オーディオ・プロセッシング・ソフトウェア・IntelliMix Room
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マイク連結不要!マイク1台で集音範囲を拡大し音声品質を改善する構成

「竹」の音声改善の構成例はPCにマイク、スピーカーを拡張し、ソフトウェアのオーディオプロセッサーで音声設定をする方法です。
竹の構成例(下図参照)では、梅でも利用したオンライン会議用のワイヤレスコンファレンスシステム(画像④)にマイク(画像①)とスピーカー(画像②)、カメラ(画像③)、ディスプレイを繋ぎます。マイクの細かな調整をソフトウェアオーディオプロセッサーで行うことで、ノイズキャンセル、エコーキャンセル、自動音量調整など、会議室の環境にあわせて音声を最適化することができます。
ワイヤレスコンファレンスシステムに付属しているボタン(画像④)を持ち込みPC(BYOD)に接続すると、ワイヤレスコンファレンスシステムを通じて、周辺機器とPCがワイヤレスで接続できるようになり、会議前のPCと周辺機器のセッティングが簡単になります。

  • 集音範囲の詳細設定やノイズ除去などの細かい調節ができ、高品質な音声環境が提供できる
  • ソフトウェアオーディオプロセッサーのためオンプレと比べて低コスト可
  • 周辺機器のセッティングが不要
  • 1台で広い集音範囲をカバーできるので、梅のようにマイクを連結して拡張せずに利用できる
  • 梅と比べてコストはかかる
  • レイアウト変更にはあまり向かない

この構成で採用しているShure社のオーディオ・プロセッシング・ソフトウェアのIntelliMix Roomに搭載されているノイズキャンセラー機能「AI Denoiser(AIデノイザー)」は、環境音を排除するノイズリダクションでは低減できなかったノイズをコントロールすることができ、よりクリアな音声を届けることができます。
また音声の細かな調整は、技術担当が現地会議室で対応しますので設定の知識がなくても問題ありません。

高品質な音声を工事無しで構築できる竹の構成は、中~大規模程度の品質を求められる会議(役員会議)などに向いています。

構成例に掲載された製品
マイク:Shure MXA710
スピーカー:JBL PROFESSIONAL PSB-1
カメラ:AVer CAM520 Pro
ワイヤレスコンファレンスシステム:Barco ClickShare CXシリーズ
オーディオ・プロセッシング・ソフトウェア:Shure IntelliMix Room

【会議室構成例:松】PC + シーリングマイク + オーディオプロセッサー

【会議室構成例:松】PC+AVシステム(シーリングマイク・スピーカー)+オーディオプロセッサー/詳細
【会議室構成例:松】PC+AVシステム(シーリングマイク・スピーカー)+オーディオプロセッサー
機器系統図:PC+AVシステム(シーリングマイク・スピーカー)+オーディオプロセッサー
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綿密な設定による集音範囲の拡大・品質改善から配線整備までトータルで改善する構成

「松」の音声改善の構成例はPCにマイク、スピーカーは天井に配置し、オンプレミスのオーディオプロセッサーで音声設定をする方法です。
松の構成例(下図参照)では、梅・竹でも利用したオンライン会議用のワイヤレスコンファレンスシステム(画像④)にカメラ(画像③)、ディスプレイを繋ぎ、オーディオプロセッサーを通してシーリングマイク(画像①)とシーリングスピーカー(画像②)を天井に設置します。シーリングマイクの細かな調整はオーディオプロセッサーで行うことで、ノイズキャンセル、エコーキャンセル、自動音量調整など、会議室の環境にあわせて音声を最適化することができます。
ワイヤレスコンファレンスシステムに付属しているボタン(画像④)を持ち込みPC(BYOD)に接続すると、ワイヤレスコンファレンスシステムを通じて、周辺機器とPCがワイヤレスで接続できるようになり、会議前のPCと周辺機器のセッティングが簡単になります。

  • 集音範囲の詳細設定やノイズ除去などの細かい調節ができ、高品質な音声環境が提供できる
  • 会議室の規模やレイアウトに柔軟に対応
  • 周辺機器のセッティングが不要
  • 配線などが表に出ないため、配線によるトラブルがなく見た目も良い
  • 梅・竹と比べてコストはかかる
  • 取付工事が必要

役員会議室などの音声などの品質が問われるスペースでは、会議室の環境や用途に合わせて設計することで、より良いオンライン会議環境を構築することができます。今回の松の構成例は、どこに座っていてもマイクの位置を気にせずに会話ができるシーリングマイクを採用しています。スピーカーも天井に設置することでディスプレイから遠い席の参加者も、相手拠点の音声を均一に拾うことができます。
また、オーディオプロセッサーからシーリングマイクの集音範囲を細部まで設定したり、会議室の環境にあわせた音声の調整も可能です。今回採用したShureのAVシステムは技術担当者が設定まで行ってくれるので音響の知識がなくても問題ありません。
周辺機器は全て天井にあるので会議の度にセッティングをする必要もなく、配線も表に出ないので、断線やケーブルの抜き挿しから起こるトラブルを防ぎ、視覚的にも美しい会議室が構築できます。

マイクなどの位置を気にせず会話ができ音声品質の良い松の構成は、中~大規模の品質を求められる会議(役員会議)やレイアウト変更の多い会議室などに向いています。

構成例に掲載された製品
シーリングマイク:Shure MXA920
シーリングスピーカー:BOSE FS4CE
カメラ:AVer CAM520 Pro
ワイヤレスコンファレンスシステム:Barco ClickShare CXシリーズ
オーディオプロセッサー:Shure IntelliMix P300

【会議室構成例:番外編】Rooms端末での構成とは?

会議室でのオンライン会議用デバイスはPCだけではありません。ビジネスユーザーが多く利用するMicrosoft TeamsやZoomでは、会議室専用のデバイスとしてRooms端末を提供しています。
PCと比べ、簡単に会議に接続できトラブルも少なく、会議室でのオンライン会議に特化した機能を搭載したRooms端末を利用するのも会議室からオンライン会議を快適にする改善方法の1つです。

Microsoft Teams Roomsとは

Microsoft Teams Roomsとは?Microsoft Teamsとの違いや使い方について

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Zoom Roomsとは

Zoom Roomsとは?Zoomミーティングの違いや使い方について

Zoom Roomsの詳細をみる


会議室からPCをデバイスとして参加する場合はライセンスの扱いについて注意が必要です。
PCのアプリから誰かのユーザーアカウントで会議に参加した場合、その他の参加者全員がユーザーアカウントを持っている必要があります。ユーザーライセンスを付与されていない人が参加しているとライセンスの規約違反となってしまいます。
Rooms端末はデバイス専用のライセンスが付与されています。このライセンスは人ではなくデバイスに紐づくため、ユーザーライセンスを持たない人でもRooms端末を通してオンライン会議に参加することができます。もし自社の社員全員にユーザーライセンスを付与していないが、付与されていない社員も会議に参加する可能性がある場合は、Rooms端末での運用もおすすめです。

会議室インテグレーションでより良いオンライン会議環境を構築

上記でご紹介した音声改善のための構築例の他、VTVジャパンではさまざまな規模や利用用途に対応する会議室向けのAV設備のインテグレーションをご提案いたします。
弊社では現地調査に伺い、お客様の会議室環境、音声の問題・課題を把握したうえで改善するための提案を行っております。

オンライン会議での音声のトラブルを抱えているご担当者様は是非お気軽にご相談ください。

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