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導入から運用まで
導入から運用まで

番外編テレビ会議システムの導入メリットとは

番外編

テレビ会議システムの導入メリットとは

*このコンテンツには連載当時(2007~2009年)のままの情報が含まれます。ご注意ください。

曽我蔵くん

先日デモを見ていただいたお客様から、曽我蔵(そがくら)くん宛に電話が入った。電話を通してでも、なにやら困っている様子なのが分かる。
「どうかなさいましたか?」と訊ねた曽我蔵(そがくら)くんに、お客様は「現場レベルでは、テレビ会議システムを導入したい気持ちが固まったんだけど、今一つのところで上からOKが出ないんですよ」と答えた。

海外拠点への導入をサポートする海外導入プログラム

お客様
「上に“導入することで具体的に何が変わるのか分からない”って言われているんですが、それをうまく説得できなくて。なにかいい知恵はないかな?」
曽我蔵くん
「具体的に、ですか……」

曽我蔵(そがくら)くんはうーんと唸った。
このお客様には、デモをご覧いただいて映像や音声のクオリティも納得してもらっている。運用方法やネットワークなどの問題も解決しているのだ。

お客様
「私や現場のスタッフは、テレビ会議システムが有意義なことは十分に理解できたし、業務効率化のためにもぜひ導入したいと思っているんです。でも、テレビ会議システムはまだまだ高価ですよね。“導入コストにあった効果があるのか”、”必ずかけたコスト分を取り返すことができるのか”と上に問われると、それを押し切るだけの説得材料がないんです」
曽我蔵くん
「確かに、企業さんとしては、導入したならその結果を出さなければなりませんね」
お客様
「そうなんですよ。稟議をあげるためにも、誰もが納得できるテレビ会議の導入効果の具体例が欲しいんです。たとえば他社さんなどで、参考になる例はありませんか?」

結局、曽我蔵(そがくら)くんはお客様に即答できず、回答を保留にしたまま電話を切った。
導入担当者の責任が非常に重いことは、曽我蔵(そがくら)くんにも分かる。テレビ会議システムの価値を理解して稟議を通そうとしてくれる担当者に、この相談の答えを用意できなくては営業マンとして情けない!
曽我蔵(そがくら)くんはしばらく頭を抱えていたが、川崎さんに相談することにした。

コミュニケーション活性化ツールとしての評価が高い

川崎さん

ひと通りの事情を説明した曽我蔵(そがくら)くんに、川崎さんは言った。

川崎さん
「まず、基本にかえってみよう。テレビ会議システムの導入効果として、一般的にあげられる項目はなんだい?」
曽我蔵くん
「うーんと。そうですね。次の4点でしょうか。
  • 出張費のコスト削減(宿泊費、交通費、人件費)
  • 移動時間の削減
  • 意思決定者の不在損失を抑える
  • コミュニケーションの活性化
川崎さん
「そうだね。特に“コミュニケーションの活性化”は、テレビ会議システムを導入したお客様から評価が高いね」
曽我蔵くん
「そういえば、“テレビ会議によって意思決定が迅速になり、それまで各部門がかかえていたストレスが解消され、会社全体が活性化した”という評価をいただきましたね。出張するほどではないけど、電話や電子メールでは伝えにくい事項には、テレビ会議がぴったりだとも。
スピードや理解度がアップするとともに、社員の一体感も強くなったとお話しいただいて、相手の顔を見ながらジェスチャーを交えて会話できることは、大きな効果があるんだなと改めて実感しました」
川崎さん
「出張旅費の削減など数字的な効果だけでなく、目に見えない部分での付加価値が非常に大きいんだよ。だから、一度テレビ会議システムの便利さを知ってしまうと、手放せないというお客様も多い」
曽我蔵くん
「でもそれは感覚論なので、上を説得するには少々弱いですよね。もう少し、数値化できる項目があると分かりやすいんですが」

テレビ会議システムは地球温暖化防止に貢献する

川崎さん
「もう1つ。テレビ会議システムは“二酸化炭素排出量を抑えられる”という利点もあるよ
曽我蔵くん
「二酸化炭素排出量ですか?」
川崎さん
「そう。曽我蔵(そがくら)くんは、京都議定書(Kyoto Protocol)(*1)って聞いたことがあるかい?」
曽我蔵くん
「きょうと…………???」
川崎さん
「気候変動枠組条約に基づいて、1997年12月11日に国立京都国際会館で開催された“第3回気候変動枠組条約締約国会議”で議決した議定書のことだ。
地球温暖化の問題は、企業にとっても早急に取り組まなければならないテーマと言われている。なぜならこの京都議定書第3条で、2008年から2012年までの間に、先進国全体の温室効果ガス6種(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六フッ化硫黄)の合計排出量を、1990年に比べて削減するよう定められたからだよ。日本の排出削減目標は6%だ」
曽我蔵くん
「6%といわれても、あんまりピンときませんね。それに、どうやって削減するんですか? やっぱり、エネルギーを使わないようにするとか?」
川崎さん
「まさにそれだよ。だからこそ、最近テレビ会議システムが、地球温暖化に有益なツールとし注目されているんだ。
具体的に、大阪、札幌、福岡から各2名が東京本社と2時間会議を行う場合を想定して、テレビ会議を利用した場合と比べてどうなるかを試算すると、次のようになる」
出張会議 テレビ会議システム(専用機を利用)

大阪、札幌、福岡から飛行機で移動

・大阪-羽田 280マイル = 560 km
・札幌-羽田 510マイル = 1,020 km
・福岡-羽田 567マイル = 1,134 km

計 5,428km

※JALの国内線区間マイル表で計算しています。

飛行機による移動では1人1kmあたり96gの二酸化炭素を排出(*2)

東京、大阪、札幌、福岡の4拠点で下記の機器を使用

・テレビ会議装置1台:                  消費電力58 W
・ディスプレイ(42インチ)2台:     消費電力257W x 2 = 514W
・その他の機器:                            消費電力 28W

計 600W
600W × 4拠点 × 2時間 = 計 4.8kWh

電力1kWhあたりの二酸化炭素排出量は0.418kgとされている(*3

5,428km x 0.096kg   計 521 kg 4.8kWh x 0.418kg   計 2kg 
1回の会議で519 kgのCO2を削減!!
曽我蔵くん
「え。こんなに違うんですか?」
川崎さん
「日本全体が1年間に排出する二酸化炭素は2005年度で12億9300万トンだ(*4)。日本国民1人が、1日に28kg排出する計算になる。
京都議定書で定められた削減目標は、その6%にあたる1.68 kg。年間では613 kg、8人ならば4,906kgとなるわけだから、ここでモデルとした会議を年に10回テレビ会議で実施すれば目標達成できることになるね」
曽我蔵くん
「なるほど!
つまりテレビ会議を使用することで、出張費のコストや移動時間を削減し、コミュニケーションの活性化という目に見えない付加価値を得られる上に、国際問題にも貢献できるってことになるんですね!」
川崎さん
「ははは。
そこまで言い切ってしまうかどうかは別として、テレビ会議が地球に優しいシステムとして期待されているのは事実だね」」
曽我蔵くん
「分かりました。
さっそく、この資料をまとめてお客様に報告してみます。
テレビ会議システムを導入することで、企業が国際的に胸を張れると最高ですね!」

曽我蔵(そがくら)くんはそういうと、さっそく資料をまとめはじめた。

【ブレイクタイム】地球に優しいテレビ会議システム
川崎さん

営業の川崎です。

今回は、「地球にも優しいテレビ会議システム」という価値をご紹介しました。
二酸化炭素排出の削減は、いまや国際的な急務となっています。国や企業の問題といわず、各人が少しずつ工夫することで削減の努力を続けていきたいですね。


なお、文中に出てきた「京都議定書」や「日本が1年間に排出する二酸化炭素量」、「電力1kWhあたりの二酸化炭素排出量」などは、以下を参考資料としました。

<参考資料>
*1 環境省ページ「京都議定書の概要」
*2 運輸部門における二酸化炭素排出量|国土交通省
*3 関西電力のCO2排出量とCO2排出係数|関西電力
*4 2005年度音質効果ガス排出量(確定値)について|環境省

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