テレビ会議事例紹介 東京国際フランス学園様

東京国際フランス学園様

「会議用ツール」の枠を超え「コミュニケーションツール」としてテレビ会議システムが活躍

面接試験や学校業務にテレビ会議システムを効果的に活用

写真:東京国際フランス学園様校舎

東京国際フランス学園

本  部:東京都北区滝野川5-57-37

創  立:1967年

在校生徒数:1146名

東京国際フランス学園様 Webサイト:
http://www.lfitokyo.org/index.php/ja/

東京国際フランス学園様は、フランス外務省管轄のフランス在外教育庁(AEFE)に属する学校です。フランス在外教育庁は世界に500のフランス学校を擁し、30万人以上の生徒が在籍しています。フランス在外教育庁の世界的ネットワークにより、世界中どこでも継続してフランス公立教育を受けることが保証されています。
同校では正式なフランス公立教育プログラムを遵守しており、前期中等教育修了証書(ブルベ)や、大学入学資格試験(バカロレア)の試験準備が可能です。バカロレア試験においては本国フランスを上回るほぼ100パーセントの合格率を有し、同校の指導力の高さを裏付けています。

東京国際フランス学園様 導入システム

  • Cisco Telepresence QuickSet SX20/1台

高校卒業試験の口頭試験にテレビ会議システムを導入
コストや試験官の移動時間の負担軽減に成果

 東京国際フランス学園様は、フランス外務省管轄のフランス在外教育庁が直轄するフランス人学校です。幼児教育課から高等教育課まで擁する同校では、日本に在住するフランス人子女を含め、55カ国以上の多様なバックグラウンドを持つ生徒たちがフランス公立教育プログラムのもと学んでいます。

 同校では、3年ほど前からバカロレア試験とその試験に向けての職員打ち合わせにテレビ会議を利用していました。
バカロレア試験とは毎年6月に実施されるフランス教育制度における高校卒業試験で、この試験に合格することで、高校課程の修了とフランス国内の大学への入学が認められます。試験は、記述試験と口頭試験で構成されています。中でも口頭試験は、試験官を務める教員と受験生が同じ校舎の所属にならないよう、公正な評価判断への徹底した配慮のもと実施されています。
そのため、テレビ会議システムを導入する前は、試験官を務める教員たちは試験期間中、同校と同じくフランス在外教育庁の管轄下で提携しているアジア圏内やパリにある他のフランス人学校に出張し、口頭試験を行っていたそうです。

 「口頭試験へのテレビ会議導入は、受験者数の少ない科目は教員が出張する代わりにテレビ会議で実施しようという提案のもと始まりました。受験者の多い科目など、全てがテレビ会議での試験に切り替わるわけではありませんが、試験にかかる時間とコスト面の負担は軽減できたと思います。また、コスト削減の成果は、生徒が負担する受験料が下げられるという形でも反映することができました」
と、テレビ会議導入のメリットを実感されていました。

写真:エルカルキ様近影
IT マネージャー
ファリッド エルカルキ 様
写真:デュボス様近影
広報
アレックサンドル デュボス 様

試験直前にテレビ会議システムが故障
レンタル機材で試験を実施しつつ、新システムを検討

 ところが2015年度の試験当日、同校で利用していたテレビ会議システムが故障してしまいました。すぐにでも代わりの機材を手配するため、テレビ会議システムを短期レンタルできる業者を探していたところVTVジャパンのホームページが目に留まり、お問い合わせをいただきました。

 事情を聞いたVTVジャパンは、問い合わせを受けたその日のうちに貸し出し用の機材を手配しました。そして同日中に同校に機材を設置し、テレビ会議システムがすぐに利用できる環境を整えました。

 テレビ会議システムの手配・導入を担当されたエルカルキ様は、
「試験本番まで時間がないという厳しい条件がありながらも、すぐに対応してくれたので、本当に助りました。」
と当時を振り返ります。

 同時に、東京国際フランス学園様では新しい機材の選定にも着手されていました。そして検討の末、Cisco社のSX20を候補に挙げられました。

 「VTVジャパンのテレビ会議総合カタログを見て、Cisco SX20の方が既存のシステムよりも製品としてパフォーマンスが良いと感じました。今まで使用していたシステムは、1対1での接続にしか対応していませんでしたが、SX20は内蔵多地点接続機能を搭載しており、用途の幅を広げることができると判断しました」

 しかし、資料のスペックだけでは実際の通信品質や使用感などは確認できません。そこて、エルカルキ様はVTVジャパンにてデモンストレーションを見学され、製品のクオリティが十分なものであることを確認し、SX20の導入を決定されました。

 今回東京国際フランス学園様にご導入いただいたSX20は、今まで利用していたシステムとはメーカーが異なりますが、操作画面等が異なっても特に操作で困ることはなかったといいます。新しいシステムについて、
「システムの設置時にVTVジャパンの営業担当が操作方法についてきちんと説明してくれたので、操作性の違いは特に問題とは感じませんでした」
と、コメントをいただいています。

必要に応じてテレビ会議を業務に取り入れる臨機応変な運用スタイル
テレビ会議を利用した新しい試みも

 東京国際フランス学園様では、現在、以下のようなシーンでテレビ会議システムを活用されています。
・面接試験(バカロレア試験と大学入試)
・試験に向けての打ち合わせ
・教職員打ち合わせ

 テレビ会議を使った試験は、バカロレア試験のほか、大学入試でも実施されています。
「基本的にバカロレア試験に合格するとフランス国内の大学への進学が可能になりますが、一部の大学ではバカロレア試験とは別途に書類審査や面接試験が必要な学校もあります。バカロレア試験では接続先の試験官は1人ですが、大学入試の際は受験生1人に対し試験官3~4名が面接を行うこともあります」

 教職員打ち合わせについては、SX20を導入してから開催頻度が増えたといいます。
「今まで利用していたシステムは1対1でしか接続できませんでしたが、新しいシステムを導入したことで複数拠点での接続ができるようになりました。おかげで、打ち合わせのための出張も減り、他のフランス人学校の職員ともミーティングが開催しやすくなりました」

 また、テレビ会議を利用した新たな試みが行われました。公民の授業の一環として、提携しているフランス人学校同士をテレビ会議で接続し、各校の生徒代表がディスカッションを行う場が設けられました。ディスカッションには、東京国際フランス学園様のほか、上海から2校、マニラから1校が参加しました。参加した生徒からは、
「対話式のテレビ会議はとてもよかった。他の学校の生徒たちの顔を見て直接対話ができた」と、遠隔にいながらも対面コミュニケーションがとれるテレビ会議越しのディスカッションは好評だったそうです。

写真:ディスカッションの様子
写真:4稿での接続画面
ディスカッションの様子
東京国際フランス学園様を含め3カ国4校がテレビ会議越しに意見交換を行った
写真:テレビ会議室のレイアウト
参加者全員の姿が自然な画角で映るよう、会議テーブルやカメラアングルに工夫がされている
写真提供:東京国際フランス学園様

他のフランス人学校と接続し、授業への利用を検討

 最後に、今後の展開についておたずねしました。

 「実は日本には東京以外にもフランス人学校があるのですが、規模が小さく通信教育制をとっている学校もあります。哲学など、通信制のカリキュラムだけではカバーしきれない教科の授業をテレビ会議で接続し、他の学校の生徒にも当校で行われている授業を視聴できるようにする計画があがっています。現在は、そのための意見交換を重ねているところです」
とお話いただきました。

 現在は計画段階とのことですが、実現された際には、生徒たちにとってより充実した学習環境の提供が期待されます。

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