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オンプレミスのすすめ
Zoomは使いやすいけど…クラウド全盛時代にオンプレミスのWeb会議システムが採用されるワケ

Zoomは使いやすいけど…
クラウド全盛時代にオンプレミスのWeb会議システムが採用されるワケ

 
2022年8月24日
Zoomは使いやすいけど…           クラウド全盛時代にオンプレミスのWeb会議システムが採用されるワケ

Microsoft TeamsやZoomをはじめとしたクラウド型のWeb会議ソリューションが広がるなか、実はオンプレミスにて利用できるビデオコミュニケーションのニーズも堅調に推移しており、クラウド環境にはない魅力が支持されていることをご存じでしょうか。なぜクラウドサービスではなくオンプレミスを選択するのか、その真意に迫ります。

Microsoft TeamsやZoomが展開するクラウド型Web会議ソリューション

企業における働き方が激変し、今では自宅を含めて社外で働くテレワークとオフィスワークの双方を取り入れたハイブリッドワークが浸透し始めています。テレワーク中心だった企業も、新型コロナウイルス感染症の推移を見守りながら、働く場所をオフィスに戻しつつあるケースが増えています。

そんなハイブリッドワークにおいて重要なコミュニケーション基盤となっているのが、Microsoft TeamsやZoomをはじめとしたクラウド型のWeb会議ソリューションです。社内での打ち合わせはもちろん、社外の取引先や顧客とのコミュニケーションに欠かせない存在となっていることでしょう。

クラウド型Web会議ソリューションにおける課題

多くの企業で採用されているクラウド型Web会議ソリューションですが、実は現実的な課題に直面している企業が増えています。
自宅からアクセスする際には、VPNを経由して社内ネットワークにアクセスし、そこからインターネットに接続する構成が一般的ですが、VPN機器へのアクセスが集中してしまい、十分な帯域やセッション数が確保できないケースが出てきているのです。
また、営業所など各拠点からWeb会議ソリューションを利用する際には、自社で契約しているデータセンターからインターネットに抜ける構成が多く、代理応答を行うことでセキュアな環境を維持するプロキシサーバに対する負荷がこれまで以上にかかり、結果として安定した接続が維持できないという事例もよく耳にします。

そんな環境を抜本的に解決する方法の1つに挙げられるのが、自宅や拠点などから直接インターネットにアクセスするローカルブレイクアウトの環境を整備することです。社内ネットワークを経由しないことで、プロキシやVPN装置などの負担は軽減されることになり、快適な通信が可能になります。

ただし、全ての通信をインターネットに向けてしまうと、セキュリティが確保できないという問題が新たに発生します。そんな環境を打開するためには、全社的なWAN構成を変更することが求められます。具体的には、社内にあるサーバーへのアクセスとWeb会議の通信を自動的に分けることができる機器やソフトウェアを導入し、自宅や各拠点から直接インターネットに抜けるローカルブレイクアウトを実現する、いわゆるSD-WANソリューションの活用です。

ローカルブレイクアウトイメージ

また、インターネットに直接アクセスした場合でもプロキシが果たしていた機能をインターネット側に設けるべく、クラウドプロキシのサービスを新たに契約するなど、ネットワーク構成を大きく変更することも必要です。
しかし、ネットワークの更改時期と重なれば、SD-WAN含めたWAN環境の見直しも可能ですが、大きな投資となるためになかなか難しいケースも多いことでしょう。
もちろん、会議の内容によっては社外に映像や音声データを出したくないというケースも当然出てくるため、セキュリティを確保する意味でも、クラウドサービスの利用が難しいケースも出ています

クラウドサービスを利用して遠隔地同士をつなげたコミュニケーション基盤を整備したものの、安定した環境でセキュアな状態を維持することが難しくなっている企業も出てきているのです。

オンプレミス型Web会議ソリューションが優位なワケ

そのような状況を踏まえて、社外との接続と社内間の接続を分けて構築する企業もでてきました。安定したセキュアなネットワークとして改めて注目されているのが、オンプレミス環境で利用するWeb会議ソリューションです。

もちろん、社外の顧客とのコミュニケーションにおいて利便性の高いクラウドサービスが利用できる環境であることが重要ですが、必要な状況に応じてオンプレミスでの利用が可能な環境ができるものが理想的と言えます。ここでは、VTVジャパンが提供するPexipを例に、オンプレミス型Web会議ソリューションのメリットについて見ていきます。

接続の安定性

クラウドサービスの場合、突発的な不具合やメンテナンスなどサービス提供者側の都合で一時的にサービスが利用できない状況が発生する可能性があります。自社都合でない環境で利用できない時間が生まれてしまうのはできる限り避けたいところです。 その点、オンプレミス環境であれば、自社のタイミングに合わせて更新やメンテナンスが実行できるため、計画的且つ安定的にコミュニケーション環境を利用できるようになります。ネットワーク自体もベストエフォートなインターネット回線を利用しないため、帯域制御なども含めて安定した環境を維持できるはずです。

セキュリティの確保

クラウドサービスを利用する場合、当然ながら映像や音声がインターネットを経由して社外に出ていくため、内容によってはセキュリティ上のリスクになることも出てきます。実際に原子力関連の研究開発機構や防衛省など機密性を求められる企業や官公庁、各種団体では、オンプレミスでの運用が検討されるケースが多く、実際の導入事例も多数あります。 クラウド型のWeb会議サービスは、エンドツーエンドの暗号化が行われているケースが多く、セキュリティの面では安全だという声もありますが、たとえ暗号化されていてもデータそのものが社外に出ていくことに対しては、何らかの対策が求められるケースも。その点オンプレミスであれば、社外に情報資産が流出することもありません。

既存専用機の有効活用

すでに会議室にテレビ会議専用機を導入している企業が多いなか、クラウドサービスを中心にコミュニケーション基盤を検討した場合、これまで投資してきた専用機が使えなくなることになります。高品質な映像と音声で会議ができる専用端末の環境も、できればうまく活用したいところでしょう。 その点Pexipであれば、既存の専用機を活用して安定したビデオコミュニケーションが可能になるだけでなく、Microsoft TeamsやGoogle Meetで開催する会議に対しても参加するための連携機能を持っています。社内の会議は専用機で行い、自宅や社外との接続はMicrosoft Teamsなどを利用し、社内の会議室のメンバーはそのまま専用機にてクラウドサービスを利用した会議にも参加できるようになります。

既存専用機の有効活用 Pexip接続イメージ

また会議室でビデオコミュニケーションを行う場合、参加者がそれぞれPCを持ち込むことになりますが、会議室のエリアだけに通信が集中してしまうことで社内ネットワークに負荷かかかってしまいます。また、音声のハウリングを避けるなど、会議前にちょっとした調整が必要になることも少なくありません。会議室に1台のPCを持ち込んで複数人が参加する場合、外部カメラやマイクなどを追加して会議に支障が出ないような環境を整備することも可能ですが、準備そのものが煩雑になってしまうこともあるはずです。会議室には会議室に適した専用端末が利用できることが理想的でしょう。

運用の最適化

汎用的なWeb会議サービスを利用する場合、基本的にはインターフェースを使い勝手よく柔軟にカスタマイズすることはできません。サービス側でも利用しやすいインターフェースを用意しているものの、不慣れな人にとってはストレスに感じることも多いはずです。これは利用者目線だけでなく、管理する側にとっても同様です。

Pexip社はAPIを公開しているため、インターフェースを使い勝手よく柔軟にカスタマイズすることができます。
例えば自社ルールで社長や役員を画面の上に表示する必要がある場合に、簡単に操作することができるようなGUIを設計することができます。
また、既存の会議予約管理ソフトウェアと同様のGUIを作ってPexipと連携させることで、システムが変わってもユーザーが抵抗なく利用できる環境を用意でき、導入時のトラブルを極力おさえて運用担当者の負荷軽減につなげることができた例もあります。

会議予約管理ソフトウェアとの連携例
会議予約管理ソフトウェアとの連携例

組織構造や会社の風土に応じて柔軟にカスタマイズできることは、オンプレミス環境だからできること。会議の内容に集中できるような環境づくりができるソリューションを選択したいところです。