テレビ会議事例紹介 公立大学法人 大阪府立大学様

公立大学法人 大阪府立大学様

展開拡大のカギはVTVジャパンのサポート力

他大学と連携による遠隔授業のため、テレビ会議端末を導入
産学協同で優秀な人材を育て、日本の競争力を高めてゆく


大阪府立大学様外観
大阪府立大学様ロゴ
公立大学法人 大阪府立大学様

創  基:1883年

学  域:現代システム科学域、工学域、        生命環境科学域、地域保健学域

住  所:堺市中区学園町1番1号

教職員数 :856名(2014年5月)

URL:http://www.osakafu-u.ac.jp/

1883年に創基した大阪府立大学様は、現代システム科学域、工学域、生命環境科学域、地域保健学域という4学域からなる大学です。同校では、専門知識を持ちつつ、国際・社会・人間などの幅広い分野についての理解を深めた人材を育成しています。

 

公立大学法人 大阪府立大学様 導入システム

  • Lifesize Team220(内蔵4拠点接続機能つき)/1台
  • Lifesize Express220/2台

システム構成図

[ システム構成図 ]

 

他大学と連携し、同一スキームの教育プログラムを展開

大阪府立大学様は、「高度研究型大学~世界に翔く地域の信頼拠点~」をキャッチフレーズに、さまざまな取り組みを行っています。産業界でイノベーションを生む人材育成を目的とした教育プログラム「公立3大学 産業牽引型ドクター育成プログラム」も、その取り組みのひとつです。
「博士後期課程を修了した博士人材は、高い専門能力を持つ人材であり、本来は企業にとって役立つ存在となるはず。しかし実際のところ、博士人材の企業への就職率はあまり高くありませんでした。『博士人材は高い研究能力は有するものの、世間知らずで使いづらい』というイメージが広まっていることも、その理由のひとつと考えられます。企業は、専門性だけでなく、広い視野や人間力を備えた上で、“イノベーションを創出”できる人材を求めています。そこで当校では、そういった人材を育成するための新しい教育プログラム『イノベーション創出型研究者養成』を開講しました」(松井教授)

『イノベーション創出型研究者養成』では、企業で活躍している優秀な人材やOBを招き、実践的で幅広い知識を学ぶことができます。この教育プログラムの受講生のなかから、すでに産業界のニーズを踏まえた研究を進める学生やポストドクターも出始めているそうです。
「この取り組みについては、文部科学省科学技術振興調整費による『イノベーション創出若手研究人材養成事業』で、本学は高い評価を獲得しました。そこで、兵庫県立大学様や大阪市立大学様などの公立大学と連携し、さらにプログラムを展開し、文部科学省科学技術人材育成費補助金『ポストドクター・キャリア開発事業』を推進していくことになりました」(松岡様)。
このように、「イノベーション創出型研究者養成」を公立3大学が協同して展開することで、大阪府立大学様だけではフォローすることが難しい領域についても、有能な人材を育成することが可能になります。

 

松井教授近影
大阪府立大学 教授 工学博士
産学協同高度人材育成センター長
松井 利之様
松岡様近影
高等教育推進機構 教育推進課
リーディングプログラム支援室
松岡 政彦様

 

共通する講義は「遠隔授業」で配信

「3大学で展開している教育プログラムは、同一のスキームで展開しています。各大学の学生は、同プログラムの授業を受けるために、他大学のキャンパスまで移動することもありますが、そのための移動時間が必要になります。この移動時間を解消するために、遠隔地でもリアルタイムに受講できる方法として、テレビ会議システムによる“遠隔授業”を検討しました」と松井教授。
遠隔授業であれば、いつも通っているキャンパスにいながら別の大学で行われている授業を受講することができるので、移動時間の問題はクリアすることができます。もちろん受講する学生にとっては大きなメリットがありますが、運用上の課題も出てきました。それは「障害発生時の対応」でした。
遠隔授業を行うための基盤となるテレビ会議システムは、ネットワークや機器の互換性など、さまざまな要素が複雑に絡み合ったシステムです。同一校内であれば、障害発生時でも自校内だけで障害対応できますが、他校と接続する遠隔授業の場合、その影響は自校内だけにとどまりません。障害の切り分けだけでも膨大な工数がかかることになります。


松井教授

「そこで当校では、兵庫県立大学様ですでに稼働しているテレビ会議システム“Lifesize”をモデルケースとし、システムを選定することにしました。接続する大学と同一メーカー製品を選べば、互換性の問題は発生しないはず。そうすれば、安定した遠隔講義が実施できると考えました」
Lifesizeを操作してみた感想を尋ねたところ、「インターフェースが分かりやすいという印象でした。実際、操作に悩む教職員もいませんでした。ヘルプデスク業務も含めて、運用工数はほとんどかかっていないことも好印象でした」とのことで、運用は非常にスムーズに行われているようです。
導入目的であった他校との遠隔授業についても、問題なく実施できているそうです。「音声・映像の品質が高く、臨場感もあります。この点は、録画した映像による学習とは大きく異なりますね。学生自身も講座に集中できているようです」

Lifesizeを導入後、大阪府立大学内にも遠隔講義が配信されるようになったそうです。その結果、受講生が増えるという予想外の効果もありました。
「最も近いキャンパスでも、電車を使い30分程度かかります。距離的にはさほど離れていませんが、いつも自分が学んでいるキャンパスで受講できるということが、受講のハードルを大きく下げるようです」

 

他社製品との連携も視野に、テレビ会議システムの利用シーンも拡大

遠隔授業を通して大学間の連携も積極的に深めている大阪府立大学様では、今後大人数を収容できる講義室やホールなどでも遠隔授業を展開していきたいと考えています。

「ホールには、他社製のテレビ会議システムがすでに設置されています。Lifesizeと他社製テレビ会議システムを接続して利用を行ったのですが、いくつか障害が発生するなど、解決すべき課題が残っているのが実情です。このような講義室やホールでの接続が難なく実現できれば、さらに活用の幅が広がっていく可能性があります。複数のメーカーのシステムが関係するところでの障害の切り分け・原因の解明など、今後さらなる支援をお願いしたいところです」(松井教授)

VTVジャパンは、さまざまなメーカーのテレビ会議システムを取り扱っており、多くのノウハウを蓄積しています。検証環境も自社で用意しているため、異メーカー機器間の接続検証なども実施できるという強みもあります。ベンダーロックインとなり、「他社システムとの接続はサポートしない」傾向が強いテレビ会議システム業界においては、ユニークな存在といえるかもしれません。

インタビューの最後に、松井教授より「海外では、テレビ会議システムとラーニングマネージメントシステムを組み合わせて、受講生に魅力的なカリキュラムを提供している事例もあるようです。将来的には、テレビ会議を利用することで、時間・空間を問わず、学生からの質問なども受け付けることができるようになっていくでしょう。テレビ会議システムの利用シーンは、今後も増えていくと思います。その際にも、VTVジャパンの力強いサポートで、当校の手助けをしていただきたいですね」とのお言葉をいただきました。

テレビ会議設置風景
遠隔講義が行われる講義室にLifesize Team220を設置
遠隔授業風景。大阪市立大学にいる講師が
大阪府立大学の受講生に授業を展開

 

VTVジャパン 営業担当より

大阪府立大学様は、接続先大学のシステムがLifesizeを使用されており、機種選定をLifesizeに絞って検討されていました。そこでLifesizeの取り扱いベンダー複数社から選定することになり、弊社にもお声がけをいただきました。
最終的には数社からの選定になりましたが、サポートレベルの高さを最も重視された結果VTVジャパンをお選びいただきました。
導入後、大阪府立大学様から「レスポンスが非常に早いサポートに大変助かっています」というお言葉を頂けた事は、一営業担当として大変嬉しく思います。
今後は、このテレビ会議システムを人材育成の場に活用されるとの事で、私も更にご提案のスキルなどに磨きをかけ、微力ながら今後もお力になれるよう努力して参りたいと思います。
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