オンライン会議音響設備導入事例:くら寿司株式会社様
2026年1月14日2026年1月14日
会議室の音響設備を刷新し、音声品質が劇的に改善
「高品質で使いやすい」快適なオンライン会議室環境を実現

システム導入の経緯や選定のポイントについて、くら寿司株式会社の橋本 大介氏に伺いました。
くら寿司株式会社
執行役員 テクノロジー本部長 橋本 大介 氏
1.概要
背景と課題
各拠点とのオンライン会議や対面会議での音声品質が悪く、円滑なコミュニケーションを妨げていた
- 役員会議室では声が聞き取りにくいなどの音に関するストレスがあり、会議に支障をきたしていた
- 部屋が広く天井が高い大会議室は音声を拾いづらく、音声品質に問題があった
- 大会議室は、会議体に応じてパーテーションで区切って利用できる可変型かつ天井高のため、マイク設置方法に課題を抱えていた
- シンプルで使いやすい会議室環境への見直しが求められていた
導入効果
音声品質の改善で快適なオンライン会議を実現
- 話者の声が自然で明瞭に伝わるようになり、音声に関するストレスが大幅に軽減した
- オンライン会議でも対面に近い感覚でスムーズに会議ができるようになった
コミュニケーションの円滑化と効率化を促進
- 直感的でシンプルな操作ですぐに会議を始めることができ、準備や設定に時間を取られることがなくなった
- 利用者・管理者双方にとって負担の少ない運用を実現できた
- オンライン会議・対面会議を問わず安定した会議環境が整った
ソリューション
導入システム
【役員会議室】
- 【役員会議室】MXA920シーリングマイクと高機能なオーディオプロセッシング機能を持つIntelliMix P300を組み合わせて高品質な音声を実現
- 【大会議室】マイクとスピーカーが一体になったワイヤレス会議システムMicroflex Complete Wirelessを選定。手元で音声を聞き取れ、参加者のテーブルに置くだけの簡単運用
- 【大会議室】カートにワイヤレス会議システム、充電台、アクセスポイントをまとめて別の会議室に持ち運びが可能
- シーリングマイク、ワイヤレス会議システムで配線をなくし、景観よくすっきりした会議室に
2.詳細
導入の背景

これまではオンライン会議ができればよいという考え方が中心で、音質や使い勝手まで踏み込んだ検討は十分に行われていませんでした。
役員会議室で行われるオンライン会議では音声品質が悪く、「声が聞き取りにくい」、「ストレスを感じる」などの声が上がっていました。
また、大会議室は、広さゆえに話者の声が全体に届きにくく、発言のたびに声を張り上げなければならない状況でした。さらに会議体に応じてパーテーションで区切って利用できる可変型の会議室だったため、都度マイクの配置を変える必要があるなど、運用面でも課題を抱えていました。
そこで、単に「オンライン会議ができる」会議室から一段階進み、音声品質や使い勝手にまで踏み込んだ音響環境そのものを見直すことになりました。
シーリングマイクShure MXA920を導入し、音に関するストレスを解消。意思決定に集中できる役員会議室へ
役員会議室では国内外の拠点とオンライン会議を行う機会が年々増えていました。音響システムは卓上型のマイクスピーカーフォンを使用していましたが、音声が途切れたり、相手の声が聞き取りづらいといった問題が慢性的に発生しており、会議のたびにストレスが積み重なっていました。
特に国際会議や重要な経営会議では、発言内容を正確に共有することが求められますが、聞き返しが頻繁に発生するなど、議論に支障をきたす場面も少なくありませんでした。「音声が聞き取りづらい」「ストレスを感じる」といった声も上がり、役員会議室という重要な場にふさわしい環境とは言えない状況でした。限られた時間の中で迅速な意思決定を行う必要があるにもかかわらず、こうした音声トラブルが集中力や生産性を下げてしまうことが大きな課題となっていました。
こうした課題を解決するため、役員会議にふさわしい音響環境の構築を目指し、Shureのシーリングマイク「MXA920」の導入を検討。導入にあたっては事前にデモを実施し、実際の会議環境で音質や集音性能を確認しました。
MXA920は集音性に優れた天井設置型マイクで、発言者はマイク位置を意識することなく会話が行えます。机上に機器を置く必要がないため、会議室全体をすっきりとした印象に保つことができます。
役員からも「音質がよくなり議論に集中できる」「マイクを気にせずに自然に会話ができる」といったご意見をいただき、高く評価されています。


会議室の特性に合わせた音響システムで、誰もが発言しやすい会議室環境を構築
大会議室では、多人数での役員会議や部門横断の会議、説明会などが頻繁に行われており、レイアウトや規模・用途が多岐にわたりました。しかし部屋が広いこともあり、話者の声が会場全体に届かず、聞き取りづらい状況が続いていました。さらに、プロジェクターの見づらさ解消を目的に各テーブルにディスプレイを設置したことで音の通りがさらに悪くなり、長時間の会議では大きなストレスとなっていました。
「役員会議室と同じようにシーリングマイクの導入も考えましたが、大会議室は天井が高いため不向きです。ハンドマイクも試したのですが、発言のたびにマイク操作が必要で運用面で問題がありました。誰もが気軽に発言できるシステムが理想でした」(橋本氏)
こうした課題を解決するため導入されたのが、Shureのワイヤレス会議システム「Microflex Complete Wireless(MXCW)」です。MXCWはグースネックマイクとスピーカーを搭載した会議ユニットとアクセスポイントで構成され、会議参加者一人ひとりの手元で話者の声を確認できる設計となっており、会議室のどこに座っていても音声が明瞭に聞き取れます。
参加者の発声を検知して自動的にマイクをオンにするハンズフリーモード機能が搭載されており、発言時にはボタン操作を必要とせず、話し始めると自然に集音されるため、会議の流れを止めることなくスムーズな進行が可能です。お客様が希望されている、気軽に発言できるシステムの要件と合致していました。
さらに可動式カートに会議ユニット・充電台・アクセスポイントなど一式をまとめることで、常設設備としてだけでなく、他の会議室へ持ち運んで使用することもでき、会議の規模や用途に応じて柔軟に対応できる点も大きなメリットとなっています。現在では、オンライン会議だけでなくオフライン会議でもMXCWを活用し、ストレスのない快適な会議が行われています。
「MXCW導入の決め手の1つは参加者の手元で声が聞こえる点でした。会議室に設置する外部スピーカーよりも声が自然に聞こえて、ケーブル配線や調整もいりません。管理者としてのメリットも大きいと感じました」(橋本氏)
導入前にMXCW数台を実際の会議で試用したところ、役員からの評価が大変高く、現在20台が導入され、日々の会議に活用されています。


会議品質・生産性向上ーシンプルで使いやすいシステムがもたらした大きな変化
音声環境が会議の質に与える影響は非常に大きく、聞き返しや機器操作といった要素が、集中力や生産性を左右していたことをあらためて実感しています。導入後は、そうした無意識のストレスが取り除かれ、議論や意思決定に自然と意識を向けられるようになりました。
くら寿司様では今後もオンライン会議の活用がさらに広がっていくと想定しています。会議室での利用に加え、個人席でのオンライン会議やナレーション収録など、パーソナルスペースにおける音環境整備にも関心を寄せています。
「オンライン会議は、リモート参加者がよそ者扱いになりやすい環境です。この問題を払拭し、公平に議論へ参加できる環境を整えていきたいと考えています。
今後の新しい技術や製品を積極的に検討し、リモートワークやオンライン商談を含めた全社的な音声品質の課題を解決していきたいと思います」(橋本氏)
今後もより良いオンライン会議環境で運用できるよう、引き続きサポートしてまいります。
お客様プロフィール
くら寿司株式会社

くら寿司株式会社は、「安心・安全でおいしい寿司を、手頃な価格で提供する」ことを理念に掲げる回転寿司チェーンです。4大添加物を使用しない独自の品質方針を徹底し、食の安全と信頼を重視した商品づくりを行っています。
また、AIやテクノロジー、自社開発を積極的に活用したスピード経営を推進。日本国内にとどまらず、北米・台湾など海外にも事業を展開し、グローバルに成長を続けています。
- 本部住所:
- 大阪府堺市中区深阪1-2-2
- 創業:
- 1977年5月
- 会社設立:
- 1995年11月
- URL:
























