会議室のタイプ別に解説!オンライン会議用マイクの構成例

オンライン会議用マイクは、会議室の広さだけでなく、利用人数や用途、会議の進め方に合わせて選ぶことが重要です。
本記事では、弊社が開催した「オンライン会議室タイプ別『会議マイク導入』入門セミナー」の内容をもとに、小会議室から大会議室、役員会議室、多目的会議室まで、5つの会議室タイプ・6パターンのマイク構成例をご紹介します。各構成が適している理由や機器の特長などをわかりやすく解説します。
1. 【小会議室】マイクスピーカーを使ったオンライン会議の構成例

4名程度までの小会議室では、マイクとスピーカーが一体になったUSBマイクスピーカーを利用したシンプルな構成がおすすめです。PCなどのオンライン会議端末とUSBケーブルで接続するだけで利用できるため、大掛かりな設備を必要とせず、手軽に導入できます。
この構成例ではYamaha(ヤマハ) YVC-1000を1台使用。必要に応じてオプションマイクを追加できるため、利用人数や会議室の広さに合わせて集音範囲を拡張することも可能です。
小会議室向けマイクの構成例と工期
- 製品
- 工期
- 約1時間
2. 【中会議室】ワイヤレスバウンダリーマイクを使ったオンライン会議の構成例

8名程度までの中会議室では、会議室の使い方や重視するポイントに合わせて、さまざまなマイク構成が考えられます。そのひとつが、テーブル上にワイヤレスバウンダリーマイクを複数台設置する構成です。
この構成例では、ワイヤレスバウンダリーマイクを2台設置し、DSPやアンプ、スピーカーなどを組み合わせています。テーブル中央に設置することで周囲の参加者の声を集音でき、複数台を配置することで集音範囲をカバーできます。また、ワイヤレスのため配線を気にせず設置位置を変更しやすく、テーブルレイアウトの変更にも柔軟に対応できます。
中会議室向けバウンダリーマイクの構成例と工期
- 製品
-
- バウンダリーマイク SHURE / MXW6X:2
- アクセスポイントトランシーバ SHURE / MXWAPX4:1
- 充電ステーション SHURE / MXWND4J:1
- オーディオプロセッサー SHURE / P300:1
- ラックトレイ:1
- PoEハブ:1
- パワーアンプ:1
- ラックマウントキット:1
- ラックトレイ、プランパネルなど:1
- 機器ラック:1
- スピーカー:2
- 設置・調整
-
- 材料費:1
- 工事費:1
- 機器設定調整費:1
- 現場管理費:1
- その他経費:1
- 工期
- 約1日
3. 【中会議室】シーリングマイクですっきり構築するオンライン会議の構成例

8名程度までの中会議室では、シーリングマイクを天井に常設する構成もおすすめです。この構成例では、SHUREのシーリングマイク「MXA925」を1台設置し、DSPやアンプ、スピーカーなどを組み合わせています。
テーブル上にマイクやケーブルを置く必要がないため、会議室をすっきりと保てるほか、常設なので会議のたびにマイクを設置する手間もありません。また、会議室に合わせて集音範囲を設定できるため、参加者がマイクの位置を意識せずに発言できる環境を構築できます。
中会議室向けシーリングマイクの構成例と工期
- 製品
-
- シーリングマイク SHURE / MXA925:1
- シーリングマイク用マウント:1
- オーディオプロセッサー SHURE / P300:1
- ラックトレイ:1
- PoEハブ:1
- パワーアンプ:1
- ラックマウントキット:1
- ラックトレイ、プランパネルなど:1
- 機器ラック:1
- スピーカー:2
- 設置・調整
-
- 材料費:1
- 工事費:1
- 機器設定調整費:1
- 現場管理費:1
- その他経費:1
- 工期
- 約1日
4. 【大会議室】複数のシーリングマイクで広範囲をカバーするオンライン会議の構成例

16名程度までの大会議室では、複数のシーリングマイクを設置し、広い会議室をカバーする構成がおすすめです。この構成例では、シーリングマイクを2台、シーリングスピーカーを6台設置し、DSPやアンプなどを組み合わせています。
シーリングマイクを複数台配置することで、広い会議室でも参加者の声を集音できる環境を構築できます。また、マイクやスピーカーを天井に設置するため、テーブル上をすっきりと保ちながら、参加人数の多いオンライン会議にも対応できます。
大会議室向けシーリングマイクの構成例と工期
- 製品
-
- シーリングマイク SHURE / MXA925:2
- シーリングマイク用マウント:2
- オーディオプロセッサー SHURE / P300:1
- ラックトレイ:1
- PoEハブ:1
- パワーアンプ:1
- ラックマウントキット:1
- ラックトレイ、プランパネルなど:1
- 機器ラック:1
- シーリングスピーカー:6
- 設置・調整
-
- 材料費:1
- 工事費:1
- 機器設定調整費:1
- 現場管理費:1
- その他経費:1
- 工期
- 約2日
5. 【役員会議室】複数の会議用マイクを組み合わせたオンライン会議の構成例

20名程度までの役員会議室では、会議室全体をカバーするシーリングマイクに、ワイヤレスのグースネックマイクやハンドマイクを組み合わせた構成がおすすめです。この構成例では、シーリングマイクを2台設置し、グースネックマイクやハンドマイク、シーリングスピーカーなどを組み合わせています。
シーリングマイクで会議室全体の音声を集音しながら、役員席などには指向性が高く安定した集音ができるグースネックマイクを配置することで、重要な発言をより明瞭に届けられます。また、ハンドマイクを併用することで、進行やプレゼンテーションなど、会議の進め方に応じた使い分けも可能です。
役員会議室向けシーリングマイク+マイクシステムの構成例と工期
- 製品
-
- シーリングマイク SHURE / MXA925:2
- シーリングマイク用マウント:2
- オーディオプロセッサー SHURE / P300:1
- アクセスポイントトランシーバー SHURE / MXWAPX8:1
- ワイヤレスハンドマイク SHURE / MXW2X/BETA58:2
- ワイヤレスグースネックベース SHURE / MXW8X:6
- ワイヤレスグースネックマイク SHURE / MX415:6
- 充電ステーション SHURE / MXWND4:1
- 充電ステーション SHURE / MXWND8G:1
- ラックトレイ:1
- オーディオミキサー:1
- PoEハブ:1
- パワーアンプ:1
- ラックトレイ、プランパネルなど:1
- 機器ラック:1
- シーリングスピーカー:12
- 設置・調整
-
- 材料費:1
- 工事費:1
- 機器設定調整費:1
- 現場管理費:1
- その他経費:1
- 工期
- 約3日
6. 【多目的会議室】用途で使い分けるオンライン会議用マイクの構成例

多目的会議室では、会議や研修、セミナーなど、用途や会議の進め方に合わせて複数種類のマイクを使い分けられる構成がおすすめです。この構成例では、ワイヤレスバウンダリーマイク、ワイヤレスグースネックマイク、ワイヤレスハンドマイクの3種類を組み合わせています。
通常の会議ではテーブル上にバウンダリーマイク、特定の席での発言にはグースネックマイク、司会やプレゼンテーションにはハンドマイクなど、用途に適したマイクを選択できます。また、いずれもワイヤレスのため、テーブルレイアウトや利用人数が変わる場合にも、マイクの配置を変更しやすいのが特長です。
多目的会議室向けマイクシステムの構成例と工期
- 製品
-
- ワイヤレスバウンダリーマイク SHURE / MXW6X:8
- ワイヤレスハンドマイク SHURE / MXW2X/BETA58:4
- ワイヤレスグースネックベース SHURE / MXW8X:4
- ワイヤレスグースネックマイク SHURE / MX415:4
- アクセスポイントトランシーバー SHURE / MXWAPX8:1
- アクセスポイントトランシーバー SHURE / MXWAPX4:2
- 充電ステーション SHURE / MXWND8:1
- 充電ステーション SHURE / MXWND4:1
- 充電ステーション SHURE / MXWND4G:1
- オーディオプロセッサー SHURE / P300:1
- ラックトレイ:1
- オーディオミキサー:1
- PoEハブ:1
- パワーアンプ:1
- ラックトレイ、プランパネルなど:1
- 機器ラック:1
- スピーカー:2
- シーリングスピーカー:6
- 設置・調整
-
- 材料費:1
- 工事費:1
- 機器設定調整費:1
- 現場管理費:1
- その他経費:1
- 工期
- 約1日
VTVジャパンなら4種類すべてのマイクを体験できます
ご紹介した4種類のオンライン会議用マイクは、VTVジャパンの東京・九段下と大阪・本町にあるデモルームで実際に体験いただけます。カタログやWebサイトだけでは分かりにくい音質や集音性能、使い勝手などを比較しながら、4種類のマイクを実際に使い比べることが可能です。また、お客様の会議室の規模や利用方法に合わせた最適な構成についてもご相談いただけます。
実際にマイクの違いを体感すると、自社に最適なマイクがよりイメージしやすくなります。まずはお気軽にデモルームへお越しください。
デモルームで体験できるマイク(デモルーム常設機器)
※上記の常設機器の他、ご要望に応じてその他メーカーの製品もご提案します。ご希望の際は事前にお申し付けください。
まとめ
今回は、小会議室から大会議室、役員会議室、多目的会議室まで、会議室のタイプに合わせたオンライン会議用マイクの構成例をご紹介しました。
全3回を通して解説してきたように、オンライン会議では音声品質がコミュニケーションを左右する重要な要素のひとつです。そのため、マイクを選ぶ際は単に会議室の広さや利用人数だけで判断するのではなく、誰がどのように発言するのか、会議室をどのように使うのかまで考えることが大切です。
マイクにはそれぞれ異なる特長があり、会議室によっては複数種類を組み合わせることで、より用途に適した環境を構築できます。今回ご紹介した構成例も参考に、会議室の規模や用途、運用方法に合ったマイク構成をご検討ください。
- 第1回 オンライン会議で音声品質が重要視される理由と改善ポイントを解説
- 第2回 【会議室に最適】4つのオンライン会議用マイクをご紹介
- 第3回 会議室タイプ別構成例をご紹介
- オンライン会議用マイクは、会議室の広さによって選び方が変わりますか?
- はい。会議室の広さだけでなく、利用人数や会議の用途、発言の仕方などによって適したマイクは異なります。小会議室ではマイクスピーカー、中~大会議室ではバウンダリーマイクやシーリングマイクなど、環境に合わせて選ぶことが大切です。
- 中会議室にはどのようなマイクがおすすめですか?
- 中会議室では、テーブル上に設置するバウンダリーマイクや、天井に設置するシーリングマイクなどが選択肢になります。利用人数や会議室のレイアウト、運用方法などに合わせて選びます。
- 大会議室にはどのようなマイクがおすすめですか?
- 大会議室では、広い範囲を集音できるシーリングマイクを複数台設置する構成がおすすめです。会議の用途によっては、シーリングマイクとハンドマイクなど、複数種類のマイクを組み合わせることもできます。バウンダリーマイクを複数台設置する方法もありますが、会議のたびに設置や調整が必要になる場合があるため、会議室の広さや用途、運用方法に合わせて選ぶことが大切です。
- 役員会議室にはどのようなマイクが適していますか?
- 役員会議室では、一人ひとりの発言を明瞭に集音することが重要です。会議室のレイアウトや用途に応じて、シーリングマイクやグースネックマイクなどを使用した構成が考えられます。
- 1つの会議室で複数種類のマイクを組み合わせて使用できますか?
- はい。会議室の用途によっては、シーリングマイクとグースネックマイク、ハンドマイクなど、複数種類のマイクを組み合わせることも可能です。通常の会議やプレゼンテーションなど、さまざまな使い方をする多目的な会議室にも適しています。
- 会議室用マイクの導入費用はどのくらいかかりますか?
- 導入費用は、マイクの種類や台数、会議室の広さ、組み合わせる設備などによって異なります。本記事では、小会議室から大会議室、役員会議室、多目的会議室まで、会議室タイプ別の構成例をご紹介しています。価格につきましてはお問い合わせください。
- 会議室のレイアウト変更が多い場合は、どのようなマイクがおすすめですか?
- レイアウト変更が多い会議室では、配線の影響を受けにくいワイヤレスバウンダリーマイクなどが適しています。テーブルの配置変更に合わせてマイクの設置場所を変更しやすく、柔軟な運用ができます。



















