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保守サービスについて
2. テレビ会議を活かすための、積極的な保守利用

MCU入門 第10回

MCU入門 第10回

保守サービスについて
- 2. テレビ会議を活かすための、積極的な保守利用

2011年11月掲載
MCU入門 第10回 保守サービスについて 目次
 

テレビ会議システムは、「育てていくもの」だと、私は個人的に思っています。なぜなら、不具合があれば手当てをし、利用を促進し、社内で浸透していくにつれて、「さらに快適に利用するためにはどうしたらよいのか」という課題が出てくるからです。その課題を、自分のものとして解決していこうとすることは、「育てる」といっても過言ではありません。

このとき、ベンダーのコールサポートをうまくご利用いただければ、と思います。
コールサポートは、不具合解決という「後ろ向きな問題の解決」だけでなく、「どうやったらもっとうまく利用できるか」という「前向きな問題解決」のためにもご利用いただけるからです。
コールサポートを前向きな問題解決のためにご利用いただくと、以下のようなメリットがあります。

日常運用の強化

意外と多いのが、端末立ち上げの不慣れです。
電気を入れる、端末が立ち上がる、リモコンを手に取る。分かっている人には簡単に思えることです。

しかし、全社員が等しく利用できるようにしようとすると、けっこうハードルが高いことがあります。
VTVジャパンではシンプル化したクイックマニュアルを標準でご用意しています。
音声や映像の、聞き易さ・見易さを最適化するなど、環境に応じたマニュアルのカスタマイズも可能です。

このように、日常運用をうまくチューニングしていくことで、よりシンプルに、より使いやすいシステムに育てていくことができます。

非日常運用への対応

たとえば、導入可能拠点数を超えた接続を行いたい、社内だけを想定していたが社外とどうしても接続したい、あるいは重要会議なので立会いをしてほしい、など、想定外の要望が出てくることがあります。

しかし、一時的なことでシステムを総取り替えする、というのは、負荷が大きすぎますね。
VTVジャパンの場合は、VTV Advanced Careというサービスをうまくご利用いただくことで、少ない負荷で、拠点を増やしたり、想定外の接続先と接続ができるようになる場合があります。お気軽にご相談ください。

このような、運用のチューニングを行っていくと、設置時には想定していなかった利用方法や機能が、必要になりそうだということが分かることがあります。その場合は、システムのマイナーバージョンアップをおすすめします。

システムのマイナーバージョンアップ

テレビ会議室の予約が取れないので、利用可能端末を増やしたい。
テレビ会議室をもっと大きな部屋に移転させるので、それに見合った音声と映像機器が必要になった。
出張時に利用できるのなら、モバイル端末の導入を検討したい。
などなど、機能の追加や拠点の拡張が必要になる場合があります。

こういった場合も、コールサポート窓口にご相談いただけます。

せっかくご導入いただいたシステムですから、「高品質で使いやすい」ようにチューニングいただくと、「十分に元を取った」と言えます。
次の章では、実際にコールサポートを担当している技術者に、どんな感じで仕事をしているのかインタビューしてみました。
コールサポートの生の声を、ぜひ聞いてみてください。