SSL [読み方:えすえすえる] 
            Secure Socket Layer
        ブラウザを最初に開発したNetscape社が、ブラウザとWWWサーバ間の通信を安全にするために用意したプロトコルをSSLと呼び、データの盗聴、データの改ざん、発信者のなりすましを防止する機能を持っている。SSLはインターネットのWWW通信に適用される中で安全性の問題が発見され、随時改版が行われた。直近のSSLは第3.0版(1996年11月発行)であるが、これにも問題が見つかって、IETFでは、このSSL 3.0版を基にTLS(Transport Layer Security)1.2を2008年8月に発行した。SSL 3.0とTLS 1.2は基本的な枠組みは同じであるが、細部では異なり、直接の互換性はない。
                  現在ではもうSSLは使われていないが、SSLはブラウザ登場時からよく知られた名前であることから、TLSのことがSSLあるいはSSL/TLSと呼ばれている場合もある。
監修・執筆者紹介
 
 大久保 榮
元VTVジャパン株式会社 技術戦略アドバイザー 博士(工学,早稲田大学), IEEE Fellow
    
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