PRI [読み方:ぴーあーるあい]
        Primary Rate Interface
    日本語では「1次群速度インタフェース」と表される。 ISDNのサービスを受けるための網アクセス形態の一つである。
              日本(および米国)ではT1と呼ばれ、Bチャネル×23本+Dチャネル×1本、あるいはBチャネル×24本で構成される(各BあるいはDチャネルは64kbpsで、フレーム同期などの制御信号8kbpsを含め合計1.544Mbps)。
              ヨーロッパではE1という規格で、Bチャネル×30本+Dチャネル1本(フレーム同期などの制御信号64kbpsを含め合計2.048Mbps) で構成される。
              PRIはISDNとビジネス用PBX、MCUやゲートウェイを接続するのに利用される。局から建物までの物理回線は光ファイバを利用し、ONUにて信号を変換して、MCUなどに接続する。ONUのユーザ側端子はRJ-48、MCUなどのネットワーク側端子はRJ-45が一般的で、加入者線終端装置(ISDNルータ)内で変換される。PRIを用いるNTTのサービス名はINSネット1500。
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              テレビ会議の基礎がわかる技術解説シリーズの第6部。ネットワークを通じてコンピュータ同士が通信を行なうときに、情報をやり取りする手順などを定めた約束事をプロトコルという。テレビ会議システムにおける「プロトコル」の役割について解説。
監修・執筆者紹介
 
 大久保 榮
元VTVジャパン株式会社 技術戦略アドバイザー 博士(工学,早稲田大学), IEEE Fellow
    
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